気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

旧友との3年ぶりの再会はお茶を点てて

2016-06-27 15:45:06 | お稽古
昨日の三娘会の話をさせて頂きます。
インドへ赴任される御主人と一緒に、二年の約束が、
もう一年延長となり、
やっと三年ぶりに帰国が叶い、三娘会ができました。
出身地の富山から、そして神戸から、私は奈良で、
各々が一本の交通機関を使えば、京都が三人にとり、
落ち合い易いのですが、
富山からの方は、藪内流の茶道をされており、
神戸の方も若い頃ちょっとかじったということで
自宅にお招きをして一服ということになりました。
床に、宗旦木槿を今年初めて床に活け、お迎えの準備を。
  
富山は北陸新幹線が金沢まで開通したことで、
東京へは一直線で速く便利になり、東京一極集中に拍車が
関西へは今まではサンダーバードに乗れば一直線だったのが、
金沢での乗換が必要になりました。(ブウブウッ)
でも私にはうれしいことに、乗換られたおり、
金沢で和菓子に目がいき、つい手が出たそうで
和菓子を二種、頂くことが出来ました。
そのうちの一つ、干菓子の高木屋さんの
『紙ふうせん』、色違いのまん丸い形の最中で、
中には砂糖の歯触りのする錦玉が入っております。

主菓子は、自製の「虎豆の水無月」
まず、私にお濃茶練ってと言う要望に応え、
一生懸命お濃茶お練りしました。

お次は、藪内流でお薄を一服、御願いたしました。
帛紗を腰の右側につけられ、
所作が大振り、これが、武家点前と言われる由縁?、
でも、姿勢がほんの少し前かがみになります。
中学時代は、私も富山で藪内流でお稽古しており
こちらに来て裏千家流に入門しましたが、
お裏の平点前を始めてお稽古した時、
こんなに簡単でいいの?
なんて生意気な事を思った覚えがあります。
藪内流のお点前はすっかり忘れており
とても新鮮でした。
HPに道歌が掲示されており、
すなほなる心をうつすわざなれば
      手つきまがらずすなおなるべし

 
時間はあっという間、話が尽きません。
「藤城清治 光のメルヘン展」の
県立奈良美術館へ参りましょうよ、
入場は午後4時半迄ですから、急がなくては!。