奈良は明け方に雨が上がり、西空から青空も
庭の小さな畑にはモンシロチョウも舞い始め、
小松菜などに舞いおりております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/7f/decdfa3794693ce1b0b0f13a87930cf0_s.jpg)
昨日の続きですが、
京都文化博物館「江戸の植物画」展のお話を。
エスカレーターで3Fへ降りると
江戸時代になり、外来の植物や学問に接し、鎖国により
武士から庶民に至るまで園芸熱が植物文化として花開き、
さらに独自の発展をした様子がよく解かりました。
「椿」一つとっても、ボタニタルアートと
日本画との違いをみてみましょう。
ジョンカーティスのツバキ(1825年)と
ツバキ
菱川師宣の百椿図貼交屏風(江戸前期、妙心寺)や
百椿図巻(1671年)を比較すると
百椿図巻
日本画の慣れもあるのですが、これほどまでに違うとは。
日本画はやはり屏風がいいです。
一例として「花鳥図屏風」(個人蔵)室町時代
花鳥図屏風、室町時代
狩野探幽の菊図(絹本着色)を始め狩野派の面々
そして、写生としては
丸山応挙の写生図冊(江戸中期、紙本墨書・着色)や
池大雅の天産奇葩図巻(江戸1749年、紙本墨書)
筆の運びが素晴らしかったです。
でもよく似た写生もあります。
宇田川榕菴「植物写生」(文政8年、1825年)
宇田川榕菴「植物写生」(1825)
最後には大正時代の作
木島桜谷の群芳図屏風で、八曲二双の大きな屏風が
愉しませてくれました。
人が少なく、ゆっくりできました。
庭の小さな畑にはモンシロチョウも舞い始め、
小松菜などに舞いおりております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0f/bd/20b2871c58b2bcf67514cee5da3dc0ac_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/57/7a/ba09cbdec7718b3ce60282bf76015fe1_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/7f/decdfa3794693ce1b0b0f13a87930cf0_s.jpg)
昨日の続きですが、
京都文化博物館「江戸の植物画」展のお話を。
エスカレーターで3Fへ降りると
江戸時代になり、外来の植物や学問に接し、鎖国により
武士から庶民に至るまで園芸熱が植物文化として花開き、
さらに独自の発展をした様子がよく解かりました。
「椿」一つとっても、ボタニタルアートと
日本画との違いをみてみましょう。
ジョンカーティスのツバキ(1825年)と
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/15/5ba497ea3c8303a19746823556c37d66_s.jpg)
菱川師宣の百椿図貼交屏風(江戸前期、妙心寺)や
百椿図巻(1671年)を比較すると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/51/4c15026e8a069c868401f90b893843ca_s.jpg)
日本画の慣れもあるのですが、これほどまでに違うとは。
日本画はやはり屏風がいいです。
一例として「花鳥図屏風」(個人蔵)室町時代
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/26/fc/d52bd869b24a47f0f068339a2ae9a765_s.jpg)
狩野探幽の菊図(絹本着色)を始め狩野派の面々
そして、写生としては
丸山応挙の写生図冊(江戸中期、紙本墨書・着色)や
池大雅の天産奇葩図巻(江戸1749年、紙本墨書)
筆の運びが素晴らしかったです。
でもよく似た写生もあります。
宇田川榕菴「植物写生」(文政8年、1825年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/c7/3f1b8c8eff2b81917e246158417b314d_s.jpg)
最後には大正時代の作
木島桜谷の群芳図屏風で、八曲二双の大きな屏風が
愉しませてくれました。
人が少なく、ゆっくりできました。