細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

佐渡の三人   著者 長嶋有

2014-11-29 19:01:04 | 読書メモ な行

《内容》

「佐渡の三人」―佐渡行その1。おばちゃん(大叔父の奥さん)が亡くなった。儀礼嫌いの大叔父に代わり、なぜか私と弟、父の三人が佐渡にある一族の墓へお骨を納めに行くことに。「戒名」―ワンマンな祖母は生前に自分で戒名を決めてしまった。問題は字数が足りないことだ、と寝たきりの祖父母を世話する、ひきこもりの弟がいう。「スリーナインで大往生」―佐渡行その2。祖父が亡くなった。享年99歳9カ月。「惜しい!」「スリーナインだ」と家族は盛り上がって…。「旅人」―佐渡行その3。大叔父が亡くなった。祖母との「ダブル納骨」のため、父の後妻を含め一族7人が佐渡に集まった。…そして、「納骨」の旅はまだまだつづく。   (紹介文より)

 

―――『数珠つなぎ』という言葉があるが、そうやって『思う』という糸を引っ張るほどに持ち上がる数珠玉は増え、ジャラジャラという音も大きくなり、持ち上げた感触も手ごたえが増す。


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