私はもともと自民党支持でした。
しかし、桜の会や、モリカケ問題はあんまりです。
なかったことにされてはいけないのです。
赤木俊夫さんの自殺に、何にも動じない安倍さんに麻生さん。
安倍さんは嘘つきでも記者にはきちんと答えていました。しかし、麻生さんの物言いは酷い。
記者たちに質問されれば「愚問だよ!」と逆ギレする二階さんも…。
もうウンザリです。
岸田文雄さんが総理になっても問題山積でマイナスからのスタート。
なかなか難しいとは思いますが、腐敗した日本が変われるのは今しかありません。
若手の起用。
国民の協力を得られるような発信。
岸田さんには、確かに政治生命をかけている静かな気迫が感じられます。
菅さんは、本当に気の毒です。官房長官で辞めていれば、後世に名を残す人だったのに。
適材適所を誤るとこうなるのですね。
寿司職人にパスタは作れない。
今、伊藤比呂美さんの『ショロウの女』を読んでいます。抱腹絶倒。
自虐ネタですが、自らをショロウ(初老)と言い、イヤ、本老かも…と。
彼女は1955年生まれですから、高齢者と言われる年。
息も絶え絶えに熊本から毎週早稲田大学に通い教鞭をとっています。今はzoom授業で、それも面白がっています。
60才には60才の輝き、70才には70才の輝き、80才には80才の輝きがあると私は信じています。
しかし、国や東京都を守るのは、アクセルとブレーキを踏み間違えても自覚さえしていない人には無理だと思います。
小池百合子さんも、やることなすこと裏目にでる。
渋谷のワクチン接種に殺到。ロックコンサートのチケットを取るように夜中の一時から並んでいる。想像以上だったから…とのたまう。こういうところが危機管理のなさにつながるのでしょう。
挙句の果てに抽選にする?
結局、おふたりともリーダーシップが取れないのでしょう。
バイデン大統領は、汚点を残しました。またテロが始まりました。
トランプ元大統領は「オレだったらこんなことにはならなかった」
と鼻をヒクヒクさせて、次期大統領を狙っています。
だからアメリカは変わらない。
バイデンさんは罪滅ぼしにまともな後継者を育て名誉挽回するしかないですね。
トップリーダーは若返らなくてはなりません。
本老は暴走します。
吉田茂はなかなか総理の座を降りませんでした。娘さんの麻生和子さん(麻生太郎さんの母)は夫に言います。
【父は尊敬に足る政治家だわ。特に講和までの父は日本のために燃えていた。私は父を父としてではなくひとりの政治家、ひとりの男としてみてきたことに気づいたの。吉田茂は誰もがなし得なかった講和独立を成し遂げた。このことだけはどんな吉田嫌いな人も褒めたわ。あの打ち込む姿は美しかった。
でも今の父は違う。今の父は政権への欲望だけで総理の椅子にしがみついている。今の父は私、大嫌い!」
それを吉田茂は聞いていたのです。
あの麻生太郎さんのお母様は素晴らしいファーストレディだったのです。
息子は?
これ以上はいいますまい。
池田勇人も吉田茂に進言します。
「引き際が大事です。晩節を汚さないでください」と。
菅さんにはそういうブレインはいないのでしょうか?
裸の王様にならないようにサポートする人が…。
麻生太郎が短い政権を閉じる前の若き頃の菅さんが喋っていました。原稿なし。麻生さんを応援するために迫力さえありました。
国も東京都も変わらなくては何のために私たちが一年半も我慢してきたのかわかりません。
安倍さんは嘘つきだけど外交は抜群にうまかった。人材起用も上手かった。やはり総理の資質なんでしょう。
ありがたいことに、あのバカバカしいアベノマスクのことはもう日本人は忘れている。
菅さんを庇う声に「菅さんはパフォーマンスがキライだから」と言う。
何たる詭弁。
発信力とパフォーマンスは意味合いが違います。
菅さんには小池さんのパフォーマンスが欲しい…と言う橋下徹さんに物申す。
パフォーマーの小池さんに説得力がありますか?これが発信力になっていますか?
オリパラにこだわりこだわり続けて、専門家の進言に耳を傾けない。
発信力と説得力はパフォーマンスとは違うんです。
菅さんは官房長官のころ、私は総裁選には出ないと言った。
ちょっと見直したのです。その舌の根も乾かないうちに出馬。
だから石破さんも出ないと言ったのだから出ない方がカッコいい。