日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

関白宣言

2021年06月18日 15時27分17秒 | 思うがままに

上野千鶴子さん、好きです。

 

女性蔑視を真正面から見つめた男前の女性。

 

スパッ!スパッ!と一刀両断。

 

夫は妻をリスペクトしていない。

なるほどそうです。世間では

 

しかし、私たち夫婦は互いをリスペクトしていました。

 

世間では、妻は夫をリスペクトしていますか?

 

忌野清志郎さんの歌が好きでした。

 

家のなかでは トドみたいでさ

ゴロゴロしてて あくびして

ときどき プーっと やらかして

新聞みながら ビールのむ

 

だけどよ

昼間のパパは ちょっとちがう

昼間のパパは 光ってる

昼間のパパは いい汗かいてる

昼間のパパは 男だぜ (カックイー)

 

休みの日には 10時半に起きる

シャワーをあびて テレビみて

時々ぶらっと 散歩して

お腹のでっぱり 気にしてる

 

んでもさ

働くパパは ちょっとちがう

働くパパは 光ってる

働くパパは いい汗かいてる

働くパパは 男だぜえ(へーえ)

 

そうだぜ

昼間のパパは ちょっとちがう

昼間のパパは 光ってる

昼間のパパは いい汗かいてる

昼間のパパは 男だぜ

 

昼間のパパは いい汗かいてる

昼間のパパは 男だぜ

昼間のパパは 光ってる

 

この歌が流行った頃は父権があったのです。何故なら、妻が夫をリスペクトしていたから。

 

今の世の中、父権がなくなっているのは事実です。可哀想なのはオトコ。

 

コロナで失業したババを残して実家に戻って三行半。

 

普段からリスペクトしていれば、どん底の時こそ力を合わせられる。

 

昔は割烹着を着て、食事、洗濯、舅や姑の世話。小姑のオマケまでついていて、母親は大変な苦労をしていました。私の母がそうでした。

 

だから母親は尊敬されていました。

私もあんなふうにはなりたくないと思った口ですが、今ふと立ち止まって考えて、次の生まれ変わりは子だくさんの肝っ玉母さんも悪くない、と思います。

 

今はオンナはなかなか強い。

オンナがなれない職種も少なくなりました。

 

大して面白くもないですが、体当たりで笑いをとっているオンナ芸人を応援したくなるのはどうしてかわかりません。

 

そこには自虐的で悲哀さえ感じるからなのか?

 

オトコもオンナもがんばっている人はがんばっている。

 

いくつになっても生活を親にゆだねる情けない息子や娘も増えました。

 

世の中全体がおかしいのです。

「安心安全」という言葉しか知らない〇〇さん。

 

8時だよ、全員集合をもじって、8時だよ全員帰ろう、なんてドヤ顔でいう首長。

 

上野千鶴子さん私は大好きです。ひとつ意見が違うのは、さだまさしさんの関白宣言は女性蔑視だという。

あれは愛の歌です。

 

子供が育って 年をとったら

俺より先に死んではいけない

例えばわずか一日でもいい

俺より早く逝ってはいけない

何もいらない俺の手を握り

涙のしずくふたつ以上こぼせ

お前のお陰でいい人生だったと

俺が言うから必ず言うから

忘れてくれるな 俺の愛する女は

愛する女は 生涯お前ひとり

 

私は泣けてくるんです。

 

関白宣言失脚という歌もあるのをご存知ですか?

 

お前を嫁に もらったけれど 言うに言えないことだらけ

かなり淋しい話になるが 俺の本音も聞いとくれ

俺より先に寝てもいいから 夕飯ぐらい残しておいて

いつもポチと二人 昨日のカレー チンして食べる

それじゃあんまり わびしいのよ

忘れていいけど 仕事も出来ない俺だが

精一杯がんばってんだよ 俺なりに それなりに

 

関白宣言を出して叩かれた、さだまさしさんが、「何でたかが歌でこれほど人格落とされるんだろう」と言っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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