ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

5年の遅れ

2010-08-23 | 雑念
自然体験活動に関して。

我がNPOは民泊・グリーツーリズムで発展してきた歴史があり、兵庫県のような自然学校のない地域での自然体験活動は北海道や関東の「自然学校」をベースにプログラムを組み立てる。

組み立てるというより、プログラム開発して、パッキングして売るか、単品で売る。

確かにキャンプでは食ってけないのは事実。しかしビジネス展開するための自然学校はとても浅いような気がしている。

確かに人気のあるカヤックやラフティング、屋久島などのグリーツーリズムもお金にはなり、持続可能な環境教育なのかも知れない。

しかし、やっぱり教育効果を求めてしまって、プログラムの一貫性や連続性、目標や目的、ねらい、効果なんかを考えるに及んでいないような気さえするのである。

あんなに「ねらい」や「目的」を考えてプログラミングしていた日々が懐かしく感じたりしている。

今は(それでも早い方だと思うけど)プログラムのカルテ作りやイベントの役割分担や備品管理の“計画表”の作成を任されている。

まだまだ「ねらい」の話はお預けしようと思う。

話が噛み合わない恐れがあるから。

私は「まだ言わないでおく」という高等テクニックを使います。いつか良きタイミングが来るんだと信じて。

本日はダッチオーブンを新しく事務所で購入し、イベントに備えていたそれを現地での作業のついでに運ぶ。

しかし「シーズニング(慣らし)」の話は一切出て来ないので、聞いてみた。

「これはシーズニングしなくていいですか?」

すると、そんなの必要なの?というリアクションで、箱から出したらすぐ使えるもんだと思っていた様子。

「火にかけてオリーブオイルなんかを馴染ませないと使えませんよ」

驚いて「それならお願いします」と頼まれた。

その作業はイイけど、そもそもダッチオーブンを購入するには知識なさすぎでは無いのか?と不安になった。

そう、ダッチオーブン野郎は料理が終わってからも、大変なんだよねぇ。

それも私に回ってくるんだろうなぁー。

でも自然体験活動に対する知識の無さを先輩方も認めて、私に「教えてください」と言ってくるので、やりやすいのはやりやすいですね。

「ねらい」の話はもう少し後で切り出すとして、まずは状況を把握していきます。

それが僕のやり方なのだ。

よし、この5年くらい遅れたキャンプ状況を都会?の教育キャンプに近づけてやる!

いや!追い越して、地域活性化と絡めてやるぅ!