ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

その人はひとりで歩いている。

2018-03-16 | 雑念
不思議な感覚の人に会った。
その人の大阪人(関西人)だった事がそう思わせたのか、好みのタイプだったからそう思わせたのかわからない。

その人は別のターム

出会うはずも、話をすることもないはず

構内の遠く、一瞬見かけると目で追っていた。
不思議な感じだなぁ。

たまたま別のスタッフと自転車で移動していた時に「僕の好みのタイプは、あーゆー雰囲気を持った人なんですよー」と表現させた人。

そう言って彼女を表現してから約1週間後、担当する店に彼女が立っていた。目があって普通の人とのアイコンタクトより0.1秒長い見つめ合い。

僕は「どうしてこんなところにいるの?」という気持ちだし、向こうは「なんでこの人こんなにみてくるの?」かもしれない。

どうやら店に商品を取りに来ていたらしい。

僕はすぐに自己紹介をして、その次の日が帰国日だと知った。お疲れ様と声をかけて、いつものように笑わせるような事を言った。

そしてこのプログラムはどうだったの?の何気ない問いに少し浮かない表情をみせた。「やりきれてません」

「そんな風に見えないのにね」と勝手な僕の直感を言って日常会話を終えようとしたら、「面談して下さい」と言われた。

一瞬でそう決めるのも凄いが引き受ける僕も凄い。なぜなら担当店舗の大切な日に他タームの個人面談を確定したのだ。

好みのタイプだし、直球だし、目が綺麗だし、話したいし。

後付けになるかもしれないが、何かしら予期せぬヒントがあるかもしれない。

数時間後、スタッフルームでそのタームの担当者に「誰々に個人面談申し込まれました」と報告すると、「受けてあげてー」と言われて安心した。

ちょっと内心、別のタームにもFTがいて別のタームの僕が帰国前に(帰国後でも)関わるのは失礼かとも思っていたところもある。

次の日、約束の時間に約束の場所に現れた。
このまま空港への送迎までの数時間だったようだ。

大好きなカフェに連れて行った。

自信がないその人に「いい雰囲気でてる」とほぼ口説いているくらいの勢いで、褒めた。

迷っているから、「迷ってもいいよ」と。

途中で諦めてしまうというから、「いいんじゃない」と「好奇心に忠実に行動してみたら?」と勧めた。

何かの正解に怯え、誰かに評価されることに必死に生きる悲しき少女(多分20歳)と人生の楽しさを一緒に考えた。

有意義で楽しい時間があっという間に20分後に送迎がきますという。

「また会ってください」

社交辞令なのかなー。
本当に日本で会えるのかな?
僕から誘うことはしない。

LINEを交換して集まったから、向こうが本気で会いたいなら連絡が来るだろう。

疲れていた僕は彼女の悩める姿と純粋な目に癒されて元気をもらった。

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