ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

僕が「教育とは」を語ります。

2016-12-02 | 雑念
今回は「教育について」のコラムを書いて欲しいという要望にお応えしてブログの内容を変更して真面目に書かせていただきます。普段のラフなどーしょうもない内容をお求めのあなたには大変ご迷惑でしょうが悪しからずご了承ください。以下本文です。

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教育について

僕は学生時代をとても寂しく過ごしました。
特に高校のクラスでは発言権のある中枢グループに居たのに目立ちたくなく、自分の思い通りにならないと腹立てるのに学級委員にはなりたくない。そんなひねくれた学生時代、僕には自分がまともな教育を受けてきたような自覚がないのです(先生ごめんなさい)。団塊2世の僕は受験戦争バリバリの就職氷河期。バブリーな世の中も影を落とし始めていた頃の学生です。

僕は推薦入試で進学校特進コースに入り3年間同じメンバーで仲も良く、部活も小学生から高校野球の最後の夏までエースで燃え尽きました。それなのに生きている実感が湧かないのです。そのまま指定校推薦で東京の私立へ試験もほぼ受けず合格し、卒業も就職もトントンとこなし大手建設会社に入社しました。そこで初めて使い物にならない自分に嫌気がさしてすぐにケツを割ります。

僕の人生はそこから動き出すのです。「旅に出たい」これが僕の初めて自らの選んだ道を歩み始めた瞬間でした。さっさと会社を辞め、行きたかった八重山諸島を旅し始めます。今の僕の全てはココに詰まっています。教育の世界に触れるのはもっともっと後になってからですが、その基礎の考え方はこの時に形作られていくのです。

旅で知り合った人たちとの破天荒なエピソードや様々な場所や人物たちにワクワクしました。本を一切読まなかった僕にとってのファンタジーは旅人たちが語る多くの伝説からのワクワク感なのです。

そこから僕は語り尽くせぬ様々な経験と考え方をごちゃ混ぜにして兵庫県に戻ります。それは本当に運命の帰省だったと思います。県立の教育施設に働くことになり「冒険教育」という世界に触れて全てが蜘蛛の巣のように複雑に絡み合って繋がったのです。

僕は旅で経験した感動や素晴らしさを多くの人たちと共感したい、そしてそれを仕事にできたら素晴らしい事だと思うようになっていたのです。

僕にとって教育は「感動を共に刻み込むこと」だと思います。多くの素敵な感動をして、失敗して悲しい事も心に刻み込んでいく。そして本当の自分自身の心の特徴に気づいていく、その過程が学びのステップだと思います。

僕は受講者(対象者)に、感動を刻み込める体験を提供していけたらいいなぁと思いながら指導をしています。そしてもしその感動が受講者には物足りないのならば、多くの選択肢を与えてあげられる幅と深さを兼ね備えた人物に成ろうと日々努力をしているつもりです。

今も僕は旅に来ています。旅先でこの文章を書いています。それは自らを磨いている最中でもありますし、この次に会う受講者との僕なりのメッセージを持って帰るためです。僕は僕の心の中から溢れ出る見えないメッセージで関わる人達を感動させられる人間であり続けたいと思います。

日々の雑念をブログに書き連ねています。
もし良かったらブックマークして毎日訪れてください。3年以上毎日更新しています。(内容はどうしようもなく、どうでもいい場合もございます)

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http://blog.goo.ne.jp/hokutoman1974

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