昨日は失恋ドライブ
皆さんはこの胸の痛みをどのように癒すのでしょう?
僕は車の運転が好きなのでしょうね。
急にどこかへアクセルを踏みに出かけてしまいます。
運転中に何も考えないでもイイからだと思います。
僕は早速、アクセルを踏み込んで神戸へ。
神戸と言っても別にあてもないのですが。
たまたま何故かポートアイランドに。
IKEAに行ってみようと。
駐車場も広いし。
ランチが激安で出来るし。
ということで300円でドリンクバー付き
安すぎる。
そこから散歩。
ぶらーっと歩いて1時間。
北公園というポーアイと神戸を結ぶ橋。
渡りたくなって神戸の都会へ。
修学旅行生とすれ違う。
班行動だろう、男女5人くらいのグループがウロチョロ。
無理矢理でも今のうちに男女で仲良く話をしておけよ!若人たちよ!
僕はメリケンパークの方へ。
人がいない。
空虚な世界
僕は1人取り残されたように空を見上げる。
携帯を見ても、誰からも連絡は来ない。
僕は孤独だ。
大都会にいてもひとりぼっちなのだ。
ちらほら高齢者たちが健康のために歩いたり、犬の散歩をしている。
僕があの状態になるのも近い。
寂しすぎる。
人生はあまりに空虚で何もない。
今僕がここに在るのは、唯一傷付いた心の痛みだけがリアルである。
人生をもっと探求しないと、終わる。
何もないまま灰になる。
あまりに薄っぺらい表面的な快楽を求めて彷徨う砂漠の旅人、それが自分である。
umieに行く。
H&Mに行く。
嘘のように服と値札を見比べて買うことはない。
帰りたくなった。
異様に疲れた足とマメが出来たのが苦痛になってくる。
心の痛みは少し軽くなり、マメの痛みに変わる。
また同じルートを1時間あまり帰る。
もう一度IKEAに戻り、ドリンクバーのみを注文する。
コーヒーを車に持ち込んで帰る。
あっという間に帰宅。
食事前に風呂に入り、体重計に乗る。
僕の存在は無に近づいている。
体重が減り続けている。
その日の消費カロリーは確かに大きいが、
少しびっくりした。
食べていないわけではない。
でも不健康なのだろうか?
痩せすぎは良くない。
失恋ドライブは、僕を癒してくれたのだろうか。
「彼氏ができるまでは2人だけではデートはしません」
ハッキリと断られた。
これほどハッキリ言われると癒しが足りない。
失恋ドライブだけじゃ足りない。
ひょっとしたら僕はまだ離婚を引きずっているのだろうか?
その寂しさを誰かに求めているのだろうか?
だから当たり前のように「デートしません」と言われて、当たり前のように傷つく。当たり前の反応なのに。
弱い人間だと思う。
寂しさを何かで埋めようと必死にもがいている。
そんな溺れている人と、まともにデートするなんてありえないだろう。
僕とまともに対峙できる人は、いないのかもしれない。
確実に心は荒んでいる。
擦り傷で表面はガサガサだ。
ざっくり切れた大きな傷もまだ縫い口はくっついていない。
最先端技術でも治癒に5年はかかりそうだ。
歳をとると病気の話しかしない。
僕は「恋の病」の話をしている。
だからまだ若いのかもしれない。