横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

札幌キリンビール園

2010年10月08日 06時45分06秒 | 
年がら年中我が家に遊びに来ていた近所の男の子。
当時まだ小学生。
とっても元気なやんちゃ坊主だった。

“まっちゃん? 今仕事で札幌に来てるんだ。” 電話あり。

早速札幌の「キリンビール園」で会うことに。

初めて北海道を訪ね、ここに来たときの驚きは今も鮮明に残っている。
2階3階に続く高い吹き抜け空間と広大な大ホール、そしてその大ホールを埋め尽く多勢のお客さん。
横浜では経験したことのないスケールの大きさに圧倒されてしまった。

ここは昔「ミカド」という名前のグランドキャバレーだった。
生バンドの演奏にミラーボールがキラキラと輝くダンスホール。
きらびやかな衣装をまとった素敵な女性と、お酒を飲み楽しいおしゃべりに連日連夜賑わっていた「ミカド」、多い時は300人余のホステスさんがいたと云う。
栄華を究めたゴージャスな社交場は、時代の流れとともに1982年、幕を閉じた。



エレベーターを上がると、広大なビアホールが眼下に広がる。


“まっちゃん、久しぶり!”
やんちゃ坊主は34歳になっていた。
昔話に花がさく。

昔話とジンギスカンはビールとの相性がすこぶる良い。



2人で5杯つづは呑んだだろうか。

“まっちゃん、今日は楽しかった!俺酔ったよ”

昔のやんちゃ坊主の顔がそこにあった。

伝票をすばやく手に取り、さっと精算。
なかなかやるじゃん。

19歳で父親を亡くし、母親が作った借金を完済した3人兄弟の長男坊。
保険嫌いなおやじさんだったから、家族にはなんにも残さなかった

もう頑張らなくてもいい。
大好きなお嫁さんとこれからの人生を楽しく過ごすんだよ。

やんちゃ坊主のおかげで久しぶりに「札幌キリンビール園」を訪ねる事が出来た。

ラッキ~~~!!








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