退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

♯418: 大西洋のそばにいます。

2014-12-23 23:45:31 | アメリカ便り
満杯の9時発ラーレイ(ノースキャロライナ)行きの飛行機に乗り、さらにレンタカーで3時間半運転してようやく主人の両親の家に着きました。
2時間ほど前に、コンドに落ち着いたところです。
今回は初めて両親の家に泊まらず、コンドとなりました。
と言うのも、今までも健康にすぐれなかった母の調子が、今年になって急に悪くなり、面倒をかけたくなかったからです。
今日は、“火葬にしてくれ”とか“お父さんに私の葬式は任せないように。ケチだから、安くしようとするから”とか言ってました。
関節炎、腎臓病、心臓病、痛風などなど、病気の問屋さんみたいな人で、私が知る限り、常にどこかが悪いと言っている人です。
持ち直してくれればよいのですが、もしだめだった場合、少々ボケが始まった(お母さん曰く)お父さん、下り坂でしょう。
長男の主人はどのように対処するでしょうか。
と言うと、“長男の嫁のくせに“とおしかりを受けるかもしれませんが、主人の下に、妹二人もいるので、私が口を出さないほうが良いのです。
嫁と言っても、他人は他人なのです。

と都合よく聞こえるかもしれませんね。
主人に任せます。

子供が高校生ぐらいまで、私たちはセントルイスから両親の家まで、16時間車を運転してきたものです。
家、車のローン、保育園代、安給料でお金のなかった当時、どこへ行くのも車でした。
それも広大なアメリカ、ちょっとどこかへ行こうと思っても10時間15時間の車の運転は当たり前です。
子供が小さい時のこの手の旅行と言うのは、親(母親)にとってはまさに地獄です。
まずは用意が大変。
10時間以上狭い車にいても飽きない、喧嘩をはじめない、叫びださないよう、おもちゃやら、食べ物やら、いっぱい車に詰めて出発。
当時は、DVDプレイヤーなんて言うものがなかったし。
大抵は朝早く暗いうちに出発するので、子供たち(私も)は2,3時間は静かに寝ていますが、あたりが明るくなるにしたがって、起きだす。
一人が起きると必ず、もう一方も起こされる。
そして30分ごとに“まだ?”が始まる。
主人はそんな子供たちの面倒を見たくないから、ひたすら運転に励む。
運転と、子供の面倒、どちらが大変か経験者はわかりますよね。

もうやりたくないです。

もう12時近く。
明日は、大西洋の海岸を歩いてみよう。
でも明日も雨の予報なのでどうなるやら。

ハブグレジュンタのマミー



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