退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1985: AI洗濯機、なんでこんなものまでにAIが必要なん?!

2023-05-22 05:20:17 | アメリカ便り

私の家の初代乾燥機はこの家に住み始めた時に買ったもんで、もう38年も使っているがまだまだいけそう。

多分、私は乾燥機を一般アメリカ人の5分の1ぐらいしか使っていないからと思う。

というのも私は、日本人なので❝洗濯物は干す‼❞と言う感覚が小さい頃から身についているからだと思う。

だから、乾きにくいものなんか家の中の階段のレールに干したりしている。

特にタオルやらジーパンなんかですね。

私は、タオルは❝乾燥機でふわふわ❞、という感覚より、❝しっかり自然乾燥でバリバリ❞と言う感覚が好きなんです。

子供たちが小さい頃は日本から買ってきた洗濯ピンがついた、日本の家庭ではどこにでもある例の優れものを使って靴下やら下着なんかを干していた。

がこれは、フルタイムで働いて2児を育てていた私にとっては、実に効率の悪いこと、更に下着や靴下は❝バリバリよりフワフワが良いだろう❞と言うことになり1年ぐらいでやめた。

一時は子供をおんぶって 靴下やらパンツなんかを一つ一つピンで下げていたもんだ。

あれ?!、ここは日本かアメリカか?!、なんてね。

洗濯機はついに2代目が壊れ、先日LG(韓国)の全自動洗濯機と言うのを買った。

と言っても私が買ったと言うのではなく、主人が電気屋に行って買ってきた。

私が一緒に行ったら絶対韓国の洗濯機なんて買わせなかったんだけど。

こういったもの、主婦(仕事しているしていないにかかわらず、私はこう呼びます、左翼ではないので)、特にアメリカ人の主婦は、絶対旦那1人に決めさせないだろうけど、私は❝なんでもいいじゃん、きれいになれば❞、なんです。

私は本来の目的を追行してくれるものなら、それでいいのです、と格好の良いことを言わせてもらいます。

すべて、うわべより中身、人間も然りなんです。

話はそれますが、昨今の❝俗にいう人権派❞と言われる人達が重大視している❝ことばっちり❞、私にしてみれば❝あ~、くだらない、中身だろうが❞なんです。

届けてもらった洗濯機(the kokujin/典型的黒人という意味)、二人の若いあんちゃん、ただ床にゴロンとおいてかえっていきました。

え?!、接続してくれないの?、と主人に聞いたら、❝まさか❞だって。

ちなみに息子が新しい食器洗浄機を買ったら、取り付け料金が250ドル(3万円)と言われ、嫁のお父さんがやってくれることになりました。

3万円なんてまた新しい食器洗浄機を買える料金でしょうに。

20年ぶりに買った洗濯機、たかが洗濯機にAIがふんだんに使われていました。

まず最初に焦ったのが、❝水量調節❞がないこと。

私の知っている洗濯機には❝水レベル❞のボタンがついて、水加減を自分の意志で、そして自分の指で調節できました。

そのボタンがない。

ま~、どうなるべか?、と説明書なんて読んだことのない私は早速運転開始しました。

洗濯物を少し入れてスイッチを入れると、最初は2,3回ゆっくりぐしゅぐしゅとやり、多分AIが洗濯物の重さを推測しているんだろうけど、そして水が3,4回にわたって少しずつ入って行った。

そして本格的にぐしゅぐしゅし始めたけど、終わり近くまで見ていたけど、洗濯物が全部濡れていない、AIで測ったはずなのに十分な水が入っていない。

こんなんじゃきれいになるわけない、どうなっているんだ?

しょうがないから説明書を読んだけど、たいして書いていない。

こんな指一本の動作で済む仕事にAIなんて使うから余計に手間がかかる。

おまけに修理にもAIと言うことで余計手間がかかる。

しかし、今の洗濯機ってこんなのばかりなんだろうか。

人間と同様、うわべばかり気にして中身はほっとけ。

ハブグレジュンタのマミー