退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#833:Unitedが話題になってます。

2017-04-11 22:35:31 | アメリカ便り
先日のユナイテッド航空での事件、youtubeで話題になっているそうです。
アメリカでは悲しいかな、朝鮮有事よりも話題になっています。

私は40年間アメリカー日本を行ったり来たりしていますが、こういう場面に陥ったことがありません。
飛行機10回利用で1回ぐらいの割合で、“オーバーブックしたので、ボランティアーいませんか”と、カウンターの姉さんが言っているのは聞きますが、今回みたいに“スタンドガン+強打”なんてことは一度も聞いたことがないです。
いや、乗った飛行機からボランティアーでもないのに下ろされるなんてことは聞いたことがないです。

今回はオーバーブックではなかったけど、ユナイテッド航空のCA4人をどうしても乗せなければならなかったという理由で乗客4人にボランティアーになるように頼んだけど、誰もいなかったので、コンピューターで4人を選んだとのこと。
そのうち3人は素直に飛行機から降りたけど、中国人の医者一人が拒んだそうで、シカゴ空港のセキュリティーオフィサーが呼ばれたそうです。

シカゴ空港は私がいつも使う空港です。
先月日本から帰ってきたときは、税関で“せっかくとったグローバルエントリーの権利を剥奪するぞ,500ドル払わせるぞ”と税関のくそレッドネックジジーにさんざん脅されましたが、今のところ何も起きていません。
空港で働いているこういった権力をかさにきている人たちは、この時とばかりに制服を着たときだけもてる権力を誇示します。
特に9,11以来は余計にその傾向が見られます。
空港では制服には逆らってはいけません。
ここは肉食アメリカ。
日本みたいに人柄が穏やかではありませんから。

でもこの中国人の医者もちょっと変な感じがしました。
以前ドラッグ問題で、医者のライセンスを剥奪されたと書かれた記事もありました。
でもこんな言い訳は通らない、セキュリティーオフィサーの行動でしたが。

脳みそが股間についている人たちの典型ってな感じの今回の事件でした。
ちなみにこの事件を起こした空港セキュリティーオフィサーは今、停職処分になっているそうです。


娘から電話があり、今はやっている言葉があるとのこと。
皆さん覚えていますか?
黒人が人種差別どうのこうので、“ブラック ライフ マター”と言ってデモをやっていたときのことを。
中国人が“チャイニーズ ライフ マター”とやり始めたそうです。

この中国人の医者は今、病院に入っているそうですが、もう早速弁護士がついたようです。
こちらの弁護士は本当にハイエナです。
金が取れそうな人が、こうやって出てくると近づいてくる。

昨日とった庭の写真です。











ハブグレジュンタのマミー