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コミュニケーションの7つの特性

2006-10-29 | Weblog
04/5/31海保
長いプロローグ----コミュニケーションの7つの特性

特性その1「コミュニケーションは、自己表現なり」
特性その2「コミュニケーションは、知情意すべてがかかわる」

特性その2「コミュニケーションの目的は、指示、説明、説得の3つである」  

特性その3「コミュニケーションは、言葉・絵とジュスチャーでおこなう」
    発話とパラ言語

特性その4「コミュニケーションは、行ったり来たりが原則」




特性その6「コミュニケーションでは、正確かつ充分な情報を提供することが第一義」

特性その7「コミュニケーションは、場の力による影響を受ける」

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特性その1「コミュニケーションは、自己表現なり」
一口にコミュニケーションといっても、そのねらいも形態もさまざまです。これからそのありさまをみていくことになりますが、まず最初に確認しておきたいことは、コミュニケーションの根底にはは自分(自己)があるということです。
 ちょっとした挨拶でも、いやちょっとした挨拶だからこそ、そこにあなた(自己)が出ます。やる気まんまんなら、挨拶する声には自然に張りがでます。沈んだあなたなら、自然と力のない挨拶になります。
 生まれたばかりの赤ん坊にも自己表現があります。泣いたり笑ったり、あるいはからだを動かしたりして、盛んに自己---まだ生理的な欲求だけですが---を表現します。
 もちろん、ある場面では、自己を極力抑えたコミュニケーションが求められることもあります。しかし、それは、一時的な方便に過ぎません。
 自己なきコミュニケーションは、主食のない夕食のようなものです。

特性その2「コミュニケーションには気持ちが大事」
 自己表現と言うときの自己には、気持ちもありますし、思いもあります、さらに、信念や態度もあります。あなたの知情意すべてがコミュニケーションの発信元です。
 コミュニケーションというとすぐにイメージするのは、言葉を使った会話だと思います。言葉が使われるためか、コミュニケーションは「知的」なほうにバイアスがかかってイメージされがちです。
 しかし、日常的な場面でのコミュニケーションを考えてみると、意外に、好き嫌いなどの気持ちのコミュニケーションが多いことに気がつくと思います。言葉こそ使いますが、およそ知的とは無関係のコミュニケーションです。
 たとえば、企画会議でのプレゼンテーションを考えてみてください。どうしてもその企画を実現したいとの強い気持ちがあれば、聞いている人へのインパクトはかなり強いものになるはずです。
 あるいは、こんな話もあります。
 継母が子どもに自分の本当の気持ちを悟られるのを恐れて、いつも、言葉では「かわいい」「好き」と言っているが、いっこうに子どもには通用しないというようなケースです。
 気持ちの入らないコミュニケーションは、ワサビ抜きの寿司のようなものです。。

特性その3「コミュニケーションのメディアは、多彩」
 コミュニケーションのメディア(仲介物)には2種類あります。
 一つは、自分の言葉、身体、表情です。これらがメディアであるのは、コミュニケーションしたいことを外に出す道具だからです。「うれしい」という気持ちを「うれしい」と言葉で表現することも、全身で表現することもできます。
 通常は、コミュニケーションしたい内容とそれを表現するメディアとは一体ですが、原理的には、内容とは独立にメディアを選択することができます。
 もう一つのコミュニケーションのメディアは、発信者の外にある道具とその道具を使って制作されたものです。
 紙と鉛筆、マイク、パソコンなどなど、情報化社会になって、多彩で強力なコミュニケーションの道具が開発されてきているのは、ご承知の通りです。また、その道具によって制作されるものとして、文書、映像、CDなど、これまた実に多彩なものが出回るようになりました。

以下省略*****

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