意味的プライミング効果(semantic priming>
プライミング効果とは、先に与えられた刺激が、後に与えられた刺激への反応に影響を与える効果の事を言います。プライミング効果にはいくつか種類がありますが、先に与えられた刺激と後に与えられた刺激の間に何らかの意味的な繋がりがあるものは「意味的プライミング効果」と呼ばれます。
例えばこのような実験が行われました。被験者に、あらかじめ或る単語を見せた後、次に表示された単語が実在するものかどうかを判断させる課題で、「パン」の後に「バター」を判断させた時の方が、「看護婦」の後に「バター」を判断させた時よりも反応が早かったという結果が出ました。
このような意味的プライミング効果は、頭の中で或る単語を思い浮かべると、それに関連する別の単語にまで思い浮かびやすさが広がっていく事を示しています。(HA)
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私たちは、何か刺激を受けたとき、その後に受けた刺激に対する反応にまで、前の刺激の影響を受けることがあります。このような効果をプライミング効果と言います。
中でも、前に受けた刺激と後に受けた刺激との間に何か意味的なつながりがある場合、これを意味的プライミング効果と言います。
次のような状況を考えてみましょう。たとえば突然、料理で使う皮むき器を見せられたとします。それ単独で見せられた場合私たちは一瞬とまどうかもしれません。では、皮むき器の前に包丁を見せられていたらどうでしょう。おそらく突然見せられた場合よりも、それが何であるかスムーズに思いつくことができるでしょう。
この時、包丁という刺激が皮むき器という刺激に対して影響を与えています。二つの間で、意味的プライミング効果が生じているのです。
このような意味的プライミング効果をうまく活用して、何かに対する判断や反応を早くしたりすることも可能ではないでしょうか。頭の回転を早くするのに、意味的プライミング効果も一役かっているようです。(MM)
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プライミングとは、まず先に聞くとか見るとかして受けた刺激が、あとから受ける刺激の情報処理の仕方に無意識的に影響してしまうことをいいます。これは、直接プライミングと間接プライミングというものに分けられます。
直接プライミングというのは、先に受けた刺激が後に受ける刺激と同じ単語だったときの影響のことをいいます。間接プライミングというのは、先に受ける刺激が後にうける刺激と違う単語だったときの影響をいいます。意味的プライミングは、間接プライミングの一種で、先に受けた刺激と後に受けた刺激が意味的につながりを持っていて、後に受けた刺激を分かるのが早くなる、という影響のことです。
たとえば、「パン」という言葉を見せたあとで、「小泉首相」という言葉を見せたときより、「小麦粉」という言葉を見せたほうが、言葉の意味が早く分かる、ということです。(TK)
連想にもとづく商品ディスプレイ方法は有効
デパート
ひな飾りコーナーから
入学式コーナーへ
入学式の愛らしい洋服→ランドセル→上履き→上履き入れ→おけいこバッゲ→巾着→おなまえシール→靴下→靴→運動靴→ペンケース→鉛筆→…………
BGM
いちねんせいになったら♪
嗚呼
いちねんせいに
なりたくなってきたです
筆入れ
筆を入れているこどもはいない
草履袋
草履で通学するこどももいない
下駄箱
下駄で通学するこどももいない
つい
使ってしまふ老婆ことばですm(_ _)m
昔心理学修士で学びました
だけど私は頭が悪いので教授に捨てられました