goo blog サービス終了のお知らせ 

心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

早朝を使う

2007-07-02 | 認知心理学

2 早朝を有効に使う

「急激な変化をしない環境」は、私たちの日常には意外に少ない。やはり、自分自身で意図的に作らなければならない。
 一番簡単にできるのが早朝に勉強や仕事の時間を設定することである。
 筆者は、朝型である。朝三時に起きて、コーヒー一杯飲んですぐに仕事にかかる。
朝型のよいところはなんといっても、邪魔が入らないことである。見たいテレビの番組もまだないし、電話もかかってこないし、人も訪ねてこない。まさに変化の起きない環境である。自分の思いのままに仕事や勉強ができる。
 しかも、早朝に勉強や仕事の時間を設定する利点は、毎朝、一定の時間が確保できるところにある。
 ストレスの多い一日を過ごせば、帰宅しての一杯がどうしても二杯になり、三杯になってしまう。疲れて帰れば、今日は寝ようということになってしまう。
 夜型の人は、こうして集中できる自分の時間帯を棒に振ってしまうことになる。そして、そんな自分に嫌気がさしてしまう。これは精神衛生上よくない。
 ところが、朝型なら、そんな時でも「自分で起きれば」まとまった勉強ができ、仕事ができるのだからもうけものである。そして毎日、一定の時間がとれるというのが、長期間の持続を要する仕事をする時のカになる。まさに「継続は力なり」を支えてくれる。
 ただこの場合、「自分で起きれば」というところがむずかしい。むずかしいがしかし、それだからこそ、これができるだけでも自分を自分でコントロールできるという自信がついて、精神衛生の上でも極めて好ましい効果を持つ。
 今の日本の社会は全体として「夜型」に向かっているので、深夜が落ち着いた環境であるとは限らなくなっている。TVもかなり遅くまで放映しているし、家族もあまり早くは寝ない。深夜であっても電話がかかってくる。よほどの工夫をしないと、夜、集中できる環境を作るのはむずかしい。
 できれば、早朝の時間を、たとえ1時間でも確保するようにしたいものである。朝3時起きは無理だとしても、朝の通勤・通学の時間帯はどうであろうか。
 筆者は、大学生のときの通学時間は二時間、しかし、徳島大学に就職してからこれまでは食住近接で通勤時間は30分。
 食住近接は助かったが、一番困ったのは、通学しているときは電車で必ず確保できた読書時間60分がきちんととれなくなったことであった。
 通勤通学時間は拘束時間ではあるが、考え方によっては、何でも好きなことのできる自由時間でもある。これをうまく利用したらどうであろうか。
 ちなみに、2004年のアサヒ飲料が1200人のビジネスマン(20~30代)を対象とした調査によると、睡眠時間5.9時間、起床時間7時1分、通勤時間44..6分とのことである。

デスクトップ、ほぼ使えるようになった。

2007-07-02 | Weblog
メールをつなぐところで、情報処理室の松本さんに
手伝ってもらった。
オフィスはすでに組み込んであるので、
もう普通に使える。
今は、こういう時代なんだ。
これでなくては、普及しないよね。

ジェスチャーの文化差

2007-07-02 | 心の体験的日記

● 文化によってジェスチャーは違う
 グローバル化がすすみ、学校にも異文化育ちの子どもが入学してきたり、あるいは、公園でそうした子どもどうしが遊んでいる光景もそれほどめずらしくなくなりました。
 30年前頃アメリカに10か月ほど滞在したことがあります。今でもはっきり覚えているのですから、よほど奇異な光景だったのだと思います。それは、プールの監視員が手のひらを上に向けて、こちらに来い来いとやっているのです。日本だと、手のひらを下にしてやりますね。何か悪いことをしてしまったかのように驚いたことを今でも鮮明に思い出します。
 ジェスチャーにも万国共通のものと、その文化に固有のものとがあります。このことを知らないと、うっかり相手を怒らせてしまったり、誤解を与えたりしてしまう恐れがありますので要注意です。

東京成徳大学福祉心理学科

2007-07-02 | 教育
07・5・24海保博之
1111122222333334444455555
25文字 22行 550文字
すいしょう会7月号原稿
福祉心理学科長 海保博之

 すでにご承知と思いますが、20年度より「応用心理学部」が発足します。福祉心理学科は、臨床心理学科とともに、人文学部のほうから分離して、応用心理学部の中に入ることになります。
 当面は、2学科体制を維持しつつも、応用心理学部充実のために目下、将来構想を鋭意検討中です。
 心理学は現在、応用と実践の範囲を拡大しつつあります。「人がいるところには心理学の研究テーマあり」というほどの拡大ぶりです。また、周囲からの心への配慮不足のために厳しいストレスにさらされている人々も増加しています。そこでは、心理学への強い期待があります。
 14年前に日本初の福祉心理学科を立ち上げて今日まで日本における福祉心理学の先導的な役割を果たす大学として、多数の学生を集め、福祉マインドと技術とを身に付けた人材を社会に提供してきましたが、類似学科や学部が周辺大学に設立されて受験生の確保に難儀するような状況も近年みられるようになってきました。
 応用心理学設置を格好の機会ととらえて、初心を忘れずに、10年先を見越した、応用心理学部と福祉心理学科の発展のためにがんばりたいと思います。
側面からのご支援を強く期待します。
*****本文 21行

●パワーポイントの登場でプレゼンが変わった

2007-07-02 | わかりやすい表現
●パワーポイントの登場でプレゼンが変わった
最近は、ほとんどが、パワーポイントを使うプレゼンになりました。それに伴って、プレゼンが劇的に変わりました。講演会場だと、画面が中央、後援者は隅の演題の陰から、という場の設定が一般化しています。
  これでは、講演者の「見た目」が見えません。プレゼンのもっている、講演者が見えることによる効果がまったく発揮できなくなってしまいました。学会講演ならいざ知らず、普通のプレゼンでは、もっと講演者が見えるようにするべきだと思います。
「人は見た目9割」(新潮新書)というベストセラー本がありますが、そこまではいかないまでも、見た目にも、受け手の理解を助ける情報がたくさんあることを知るべきです。
パワーポイントをたんたんと解説するのは、原稿を読みあげるプレゼンとほとんど同じです。わずかに、ビジュアル化することによる理解支援の効果を期待できるくらいです。
からだ全体を使ってのプレゼンは、迫力を演出できます。受け手をひきつけ感動させることさえできます。どこが一番訴えたいところかも伝えることができます。
せひ、演台の砦から出て受け手と直接向かい合うプレゼンを心がけてください。
もう一つ、関連して述べておきたいことがあります。それはパワーポイントの資料の配付です。映写して見せるものを手元に配布するのが一般的ですが、講義調のプレゼンでは、書き込みしたいとの受け手の気持ちもあるので、これでよいと思います。ただ、それでも、話し手はコンピュータの画面をひたすらながめ、受け手もまたひたすら資料をながめるような硬い雰囲気は、せっかくのプレゼンの良さが発揮できていません。
そこで、プレゼン中は、資料を配付しないで、終了後配布、あるいは、基本的なスライドだけ配布して、映写はそれ以外のものを含めたものを用意する、といった工夫もあってよいと思います。

インタフェースの心理学

2007-07-02 | 認知心理学

◆インターフェースの心理学(psychology of interface)〔1993年版 心理学〕

人間と機械のかかわり(インターフェース)が、コンピュータの出現によって大きく変わってきた。機械の前に座ってさて機械に何をさせようかというような機械は、かつては存在しなかった。コンピュータが、人間の頭脳のごとく、多彩な知的機能を遂行できるようになって初めて起こったことである。かくして、人間がこうした知的機械とどのようにかかわるのかを研究することが、極めて大事になってきた。

とりわけ、コンピュータを内蔵した多機能機械が爆発的に普及してきた昨今では、その重要性は焦眉の急である。ここ五年間、産官学の共同プロジェクトが組まれて、情報科学者、デザイナー、認知科学者による学際的な研究が活発に行われている。FRIEND21(通商産業省、パーソナル情報環境協会)というプロジェクトは、その代表的なものである。

人間工学(ergonomics)の主要な研究テーマであった、操作ミスや疲労にかかわる機械の使い勝手(usability)の問題に加えて、あたかも人と対話するかのごとくコンピュータとかかわれるようにするにはどうしたらよいか(user‐friendly)をも考えなければならない挑戦にさらされている。

類似用語として、ユーザー・インターフェース、認知的インターフェース、ヒューマン(マン)・コンピュータ・インターラクションなどがある。

認知的体験 再掲

2007-07-02 | 心の体験的日記

●認知的体験「守谷駅周辺」06/9/16
午前中、守谷駅で取材を受けたあと周辺の散歩。
人が多くてにぎやかなこと、びっくりしてしまった。ビジネスマ風の人が目立つ。周辺の開拓ビジネスにかかわっているのであろう。あと5年もすると、びっくりするくらいの変貌を遂げるはず。楽しみである。
●認知的体験「アクセス数が回復気味」06/9/16海保
昨日は70人。今日は80人。夏休みが終わって、更新頻度も頻繁になってきたので、アクセスしてくれる人々も増えてきたようだ。来週火曜日からは大学もはじまり、日々更新になる。こうご期待。

憎しみ、怒り、攻撃性 

2007-07-02 | 認知心理学

   
●喜怒哀楽というように、怒りは人間に備わった基本的情動の一つである。そして、それに端を発する攻撃、そして、暴力短暴力は人間の普遍的な特性!!
●暴力と無縁な部族がいるというのは、都市伝説(ピンカー)。
マーガレットーミードが書いた、平和を愛好するニューギニア人の話は間違い ピンカーp117
●もてる技術の許す限り最大の破壊力をもつ武器を作り、できれば、敵を皆殺にし、ーーー
●ドナルド・ブラウンは、対立、レイプ、復讐、嫉妬、支配、男の連合的結束による暴力を人間の普遍性に含めている
●対立は人間の普遍的特性であるが、対立の解決もまた人間の普遍的特性である。
以上、ピンカーより p120

心理学ブーム

2007-07-02 | 認知心理学

▲「心理学」ブーム〔1993年版 心理学〕
安定かつ豊かな社会は、とりわけ、心への関心を高めるようである。「心理学」ブームが今年も続いている。マスコミでは、クイズ風に心の解釈をしてみせるココロジー(心とpsychology/ecologyの「‐gy」とを組み合わせた造語)、あるいは、心霊、霊能力、霊界など神秘的・超自然的現象(オカルト occult)への関心、そして情報化社会がもたらした仕事の変質によるストレス解消のためのビジネスの隆盛などなど。いずれも、学問としての心理学のブームではない。一般の人々が自分なりに持っている心についての経験的な知識や信念に基づく素朴心理学から発するものである。しかし、そこには、心の科学としての心理学への期待が反映されている。
 

投票に行くのを止めるか

2007-07-02 | 心の体験的日記
高齢者人口の増加は、若年層の1票の価値を
相対的に低下させる。結果として、高齢者優遇の政策になっていく。
これでは、若年層はますます不利な状況に追い込まれる。

今回の選挙。言うまでもなく、高齢者が年金のことを
忘れなければーーーここ1月で、別の大事件がおこらなければーーー
、圧倒的にそこことだけで投票することになるであろう。
そして、ますます高齢者優遇策が国策になっていく。
若者は弱者として苦労させられる。

こんなことを考えるようになったのは、あの本
「若者を食い物もし続ける社会」を読んだから。
こんな視点は、これまで知らなかった。