日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

 「日月神示を研究しよう」 船井幸雄氏

2010-10-26 06:39:55 | 船井幸雄氏
 <船井幸雄.comより記事転載>
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 「日月神示を研究しよう」

                船井幸雄

 私が、最近「日月(ひつき)神示」(「ひふみ神示」とも言う人がいます)に興味を持っているのは、このページをいつもお読みの方なら、よく御存知と思います。
 理由は三つあります。真実、未来、対処法が分る(?)と思えるのが「聖書の暗号」です。


 聖書の暗号につきましては、今年になってから伊達巌著『聖書の暗号は知っていた』(2月28日 徳間書店刊)とイオン・アルゲイン(稲生雅之)著『聖書の暗号は読まれるのを待っている』(7月31日 徳間書店刊)の2冊に序文や解説文を書きましたし、自分でも『「聖書の暗号」の大事なポイント』(9月30日 ヒカルランド刊)を書いて出しました。
 世界でも有数の「聖書の暗号」の解析者の伊達さん、稲生さんの解析結果を私はよく知っています。
 そこには、これから「よい世の中をつくるには日本人が大事だ」また「日月神示がそのポイントを示してくれている」と読めるからです。
 二つめは日月神示を書記した岡本天明夫人の岡本三典さんと私自身が親しく付きあっていたからです。
 私の書棚には、彼女にちょうだいした『原典日月神示』(岡本天明書記、岡本三典解説 昭和51年2月22日、新日本研究所発行)や岡本天明著・発行元コスモビジョン 2001年7月25日 太陽出版刊の『ひふみ神示』などが並んでいますし、彼女から「もっとも大事なのは第15巻第10帖と第16巻だと私は思うのですがね」などと言われていたからです。
 三つめは、いま日月神示の解説と普及の第一人者といってもよい中矢伸一さんと私は特に親しいからです。
 中矢さんの著書は多分20冊くらいは持っていると思いますし、その代表作といえる『完訳 日月神示』(2009年7月31日 東光社(FAX=048-658-1556)刊)は、いまも机の上にあります。
 とはいえ、いままではそんなに熱心に研究したわけではありません。
 時々、本をめくり読みしたり、中矢さんのホームページや東光社発行の月刊誌『たまゆら』を読んでいたくらいです。
 ただ先日、ふと『原典日月神示』を読んでいました。
 この本の一番さいごに、すでに故人となられた岡本三典さんが、つぎのような文章を書かれているのに気づきました。
 
『原典日月神示』を読む人のために

 昭和十九年六月十日(旧五月五日)から始まった、この『原典日月神示』(私は、「一二三」(秘文)と呼びます)は、当時の多くの人々を力づけましたが、その後三十年、予言通りに世界は行詰って来ました。しかし、建設原理の決め手は、今日まで解からなかったようであります。
 さて、人間に、もし「言」(コトバ)が無かったら、この世界はどうなっていたでしょうか。第一、文字という目の言が無かったら、今日の一切の文化は無かったと思います。
 この『日月神示』の建設の原理のポイントは、新しいヒカリの九十八(コトバ)が○(※原文は「○」の中に「ゝ」が入る)である「事」と、てん日(シ)さまをマツレよ、という事にしぼる事が出来ると思います。
 人類が、何千年の間の戦いに、疲れ果てている今日のような時代になって、いよいよ人々は、命や言葉の正体を知ろうと自らを見つめ出しております。
 世界中で、この百年程前から始った「言語探究の旅」は、日本にも火がついて、書店には、新刊書が、次々とならぶようになりました。
 このような時、「命」を「命波」(メーハ)としてとらえ、「言」を「光透波」(九十八)と解き、実測的な幾何、力理、E(エネルギー)論で、証明している人があります。
 この「ふで」は、このような解明の秋の来る事を予言しており、「日月の巻」に、「九十八とこのふでと、心と行ひと、時の動きと、五つ揃ったら誠の神の子ぞ、神ぞ。」と示してあります。
 先ず、第一に、「光透波」が言の種である事を認識し、潜在意識にたたんでから、この「ふで」を読みませんと、神意に添わないという事だと思います。度々出て来るてん日様を真通理(マツリ)て、という事も、天の詞(シ)が真理であるから、天の詞を知るという事が、真理に通う事だと解ります。
 この「ふで」の研究を望まれる方は、私が発行している月刊機関誌「至恩通信」を、ご参照願えれば幸いです。
 終り(四百五十二頁)に、記号や数の意味を、思いついただけ書いてみました。「数」には、もっと密意があり、一から十までの数は、一行は「アイウエオ」で、五十音全部が含まれており大冊の本になりますので、「至思通信」を御覧頂く他ありません。
 言の正体を知る事は、即命の機構が理解出来る事になり、意識の覚命ですから、戦争等頼まれても出来なくなってしまうでしょう。今日まで、世界中誰にも解らなかった、「絶対という事」、すなわち四次元にも絶対四次元(時間)のある事が理解でき、空間の無限三次元の正体も解明されるでしょう。そして、十六巻「ア@の○木」(←※左の「@」は実際の原文では右回りの「うずまき」のような絵文字です)の理解が、容易となり、後段の「一二三」の建設の意味も理解可能となると思います。

                                 昭和五十一年二月九日
                                    三重県菰野町至恩郷にて
                                   岡本三典(転載ここまで)

 その後、中矢さんの第16巻の訳を読みました。また原文も読みました。
 私の結論は、「やはり、いろいろ解釈できるし、むつかしいな」ということと、「中矢さんはうまく訳している。とりあえず中矢さんの完訳本を、完全に原文と照らしながら読んでみよう。この完訳本はすばらしい」ということでした。
 ともあれ、いまから大変化を上手にのりこえ、よい世の中をつくる鍵が、日月神示にあることはまちがいないような気がします。
 日月神示30巻と五十黙示録7巻、そして補巻で計38巻の研究は少し大変ですが、中矢さんの既存著書などを参考に、できれば本ページの読者も、時間があれば日月神示の研究をしてみてください。
 いいことが、いっぱい書かれています。
 ともかく参考になるのが、この神示です。よろしく。
                                           =以上=


 <転載終わり>
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 10月23日に埼玉県春日部市の農園で、「第6回ひふみ農園実習会」が開催されました。今回も全国から20名以上の会員さんが集まりました。

 実習会の合間や、懇親会で会員さん達と話してみますと、日月神示を知るきっかけは90%以上の方々が船井幸雄氏の著書又はセミナーで知ったと言われました。私も2年半前に「180度の大激変」という船井幸雄会長の著書を読み、日月神示を知った次第です。

 船井会長が日月神示を船井幸雄.comやセミナー、著書、ザ・フナイなどで紹介されたことにより、日月神示や日本弥栄の会がここまで広まってきたと言っても過言ではないと思います。

 そして、今回の船井会長の記事は「日月神示を研究しよう」ということですが、私は中矢伸一代表が監修された「完訳 日月神示」を研究している最中です。
 船井会長も言われているように、理解しにくいことも多々ありますが、そこはとりあえず保留にしておいて、解るところだけ研究するようにしています。

 「完訳 日月神示」を1年半研究していますが、当初意味が解らなかった箇所が、最近は理解できることも、稀にあります。ですので、しつこく長い間研究すれば、意味が解る場合もあるのだと思いました。
 私は週に1、2回のペースで「完訳 日月神示」を読んでいますが、23日のひふみ農園の懇親会には、週に4回は読んでいるという方もおられました。勉強熱心な方です。

 「完訳 日月神示」上下巻を5回くらい読むと、半分くらいは何が書いてあるか理解できるのではないでしょうか。ただ、理解といっても色々なレベルがありますし、日月神示はそもそも八通りに読めると書いてあるので、理解したといっても、ほんの一部分なのだと思っています。私が理解できた内容は、全体の1%もないかも知れません。

 以前船井会長が言われてましたが、医者が日月神示を読むと、「本物の医療とは何か」がある程度は解るそうです。

 ですから、建築技術者が日月神示を読めば、これからの地球や人に優しい建築の新技術を発見するかもしれませんし、料理家が日月神示を読み研究すれば、本物の料理というものを作ることができるのかも知れません(四つ足禁止なので、五穀・野菜だけの料理になるでしょうが)。

 また、農家が日月神示を読めば、本当の農業が解り、大工さんには本物の大工の仕事が解るのでしょう。どの分野にかかわらず、プロが真剣に日月神示を読めば、その道における本物の道が見えて来るのだと思います。

 政治についても書かれていますので、どんな分野の人にとっても、示唆に富んだ著書であると思います。

 私は農業と料理という観点から日月神示を研究していますが、本物にたどり着くまでには長い期間がかかりそうです。とにかく気長にやりたいと思います。



 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/
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3 コメント

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一人の変な人3 (カバラ)
2010-10-29 09:38:44
補足説明
「トーラー」というと、ユダヤキリスト教の人なら「ああ、聖書の十戒のことで、モーゼ五書だね」と言う。彼らの知識はそこまでしかない。実は「トーラー」は旧約聖書ができる以前から存在する。旧約聖書は紀元前1200年代頃に原型ができたといわれているが、本当の「トーラー」は紀元前1600年頃に実在した。それも「十戒」ではなく、「十二戒」である。聖書の400年も前の話だ。それが、当時の遺物である粘土板にしるされているのを、自分自身で解読した。これは、世界常識では、まだ未解読である代物だ。
 今のユダヤキリストイスラム教儒教仏教を信奉しているのは、「セム族」である。聖書はこのセム族が作った、というより、改変した。本物の「トーラー」を作ったのは、古代エジプト文明・ミノア文明(古代ギリシャ文明の黎明)の「ハム族」が作った。一般的に「ハム族」といわれているが、本当の呼び名は「ハク族」である。意味は「ヘビを崇め奉る民族」である。「セム族」は「セク族」であり、「ヘビを切り刻み殺す民族」ということである。
ここで言う「ク」はギリシャ語の「Ξ、クサイ」のことであり、ヘビがつつく、男女の交合で男根がつつくということを意味する。「ツタンカーメン」の黄金のマスクの額に「ヘビ」が載っていたのも、それを崇め奉っていたという証拠である。後にユダヤが「Ξ、クサイ」を「M、ム」に読み替えたのである。

この二つの民族は古代から対立していた。古代からの物語には「兄弟」として登場する。
古代エジプト 「エジプト死者の書」 オシリス(ハム)  と  セト(セム)
フェニキア  「聖書、モーゼの子」 ハム       と  セム
日本国    「旧事紀」      アマテラス(物部氏)と  スサノオ(蘇我氏)
                  天智天皇     と  天武天皇

原日本国の支配者は紀元前に日本に到達していた「ハム族」であり、紀元後朝鮮からきた「セム族」が乗っ取り、日本人になりすまし、寄生支配を布き、今も支配している。
「大化の改新」で「蘇我氏」は滅ぼされたことになっているが、これは創作である。滅ぼされたことにして、「ユダヤ」の痕跡を消し去ったのである。なぜ、そんなことがわかるのか、それは「蘇我」という漢字が「ユダヤ」を表わす漢字だからである。

「物部氏」の「紋章」は「ヘビがとぐろを巻いている姿」であり、今、日本国に残っている。「ヘビがとぐろを巻いている姿」とは「ピラミッド」のことであり、天明の自動書記の「渦巻き」「螺旋のら」ギリシャ語の「Λ、ラムダ」であり、エジプトファラオの手にしている、「鞭、むち、戒め、ラメド」であり、「トーラー、タウ・ラ、ΤΛ」の「Λ」である。
「セム族」は「ハム族」が自分達を戒めるために作った「トーラー」「戒め」「むち」を憎んだ。このため、ラテン文字には「Λ、ラムダ」がなく、それを、引っくり返し、立場を逆転する意味で、「L、エル」を作り出したのである。それを自分達の最高神「エル」「エロヒーム」に見立てたのであった。

よって、天明の自動書記の「螺旋のら」は「Λ、ラムダ」という、ギリシャ文字ができる以前の文字の形であるといえるのである。

「虎、とら」も「トーラー」に由来する。剥いだ毛皮の模様が「トーラー」の形をしているからである。「トーラー」の形とは、「金科玉条」の形である。
返信する
日月神示で (まさくん)
2010-10-28 19:40:18
太陽が2つになるということが書いていたと思います。
どの項か忘れました勉強不足ですみません。
たまたま今日NASAの太陽付近の観察ホームページを見ましたら、今までよりもさらに大きな太陽の様な土星型のものが映っていました。

ホームページのアドレスを添付することができませんでした。
Google検索でSOHO 太陽
で検索すれば出てくると思います。

弥勒の世の到来を感じました。

いつも、ブログ記事拝見しております。
これからが本番だと思います。

ありがとうございます。
返信する
一人の変な人2 (カバラ)
2010-10-27 10:51:40
投稿採用ありがとうございます。解読を継続してよろしいと受け取りました。
私の解読は何のつながりもないところからの単なる思い付きではありません。古代エジプトのヒエログリフ~クレタの絵文字~ギリシャ文字~フェニキア文字~ラテン文字を比較し、なぜ「A」は「A」の形なのか、なぜ「B」の形なのかを考察し、現在ほぼ解明しました。そしてその文字の変遷の過程に、重大な思想文化の逆転があったことを発見しました。
なぜ岡本天明に思想文化の黎明期の文章を自動書記させたのか興味は尽きませんが、これが私の研究していた文字や思想の根源と関わるものであることが分かったときには、本当に驚きました。時期はギリシャ神話のクレタ王アステリオンの頃の思考だと推定します。そしてさらなる驚きは、紛れもなく、それが日本語の形成に関わっているということです。
天明の自動書記がその当時の文化人のものであるのか、後世にその思想を日本に伝えたギリシャ人(とは言っても年代は紀元前のこと)のものであるのか、はっきりしませんが、恐らく後者でしょう。その人物は「天日矛」(あめのひほこ)だと推定します。日本に上陸したギリシャ人が日本で死に、その霊魂が天明に舞い降りたのでしょう。
従って、日本語の元はギリシャ語であり、後からのこのこやってきた中国漢字から派生したひらがなが最初ではありません。逆に、今のカタカナが、先に来ていたギリシャ語から派生したものです。それに、後からひらがなをあてたのです。

では、二行目を訳します。

Ο九十○八十八十八三
ΩΓΤ○ΑΤΑΤΑΞ
オーム・ガンマ・タウ・ヒ・アルファ・タウ・アルファ・タウ・アルファ・クサイ
おおごとひあ とあとあく
王・金玉・月・太陽・卵巣・月・卵巣・月・卵巣・蛇
王の子供は月と太陽と卵巣(で生まれる)月と卵巣、月と卵巣に蛇が絡み合う。

一行目と同じく、韻が踏まれている。ぺらぺらく、とあとあく。
ΤΑΤΑΞ とあとあくは、「talk、トーク」に関係する。
アイヌ語
Kamuichikap kamui isoitak
かむいちかぷ かむい いそいたく
「ふくろうの神様が物語りました」
「いたく」は恐山の「イタコ」と同じ。語り部。物語る。「~致したく」の「たく」はアイヌ語の「タク、物語る」と同じ。「talk、とーく」と同じ。
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