預言者・聖徳太子が残した「ヤマトの黙示録」
「北極星」と「北斗七星」を背負い、ダース・ベイダーのような姿であらわれた聖徳太子が
現代人に向けて放ったメッセージとは。
著者が臨死体験でかいま見た日本の歴史と人類創生の秘密。
生還後、宇宙存在MANAKAから、地球人意識を反転させるよう教育を受け、
超越空間で伝えられた聖徳太子コードを紐解くため、日本、そして世界中に残された痕跡を辿っていく。
臨死体験でのビジョンと史実を照らし合わせ、博物学的知見と宇宙視座からコードを読み解いていく、
異色の聖徳太子本。
通説とはまったく違う、日本の隠された歴史を探る上でも興味深い一冊。
目次紹介
第1章 臨死体験で見た驚愕の日本史
第2章 地球創生から宇宙へ
第3章 異次元で見た聖徳太子と4世紀
第4章 聖徳太子が生きた飛鳥時代
第5章 聖徳太子の秘策を継ぐもの
第6章 山の智慧と海の智慧をつなぐ女神
第7章 大和に集結した世界の宗教と星信仰
第8章 神の使い「牛」に乗る摩多羅神
第9章 ミロクの世とは
第10章 預言を未然に防ぐ智慧
著者 中山康直
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
月刊「玉響」で「聖徳太子コード」が紹介されていたので、読んでみました。
著者の中山さんは13歳のころ、池で溺れてしまったそうです。
それをきっかけに臨死体験をしました。
臨死体験ではプレアデス星団のアルシオーネという星座で過ごしたそうです。
アルシオーネで一万年の人生を過ごし、再び地球に戻ってきました。
不思議なことに、臨死体験中は地球での時間は10分だったとのことです。
様々なことが書かれていますが、以下をご紹介します。
・日本列島は、大地に輝く北斗七星にほかならず、「艮の金神」、すなわち「国が常に立つ」働きを持つ「国常立命」であり、「国と子たちの命」のこと。それが「常世」となるよう、聖徳太子は北斗七星を背中に背負い、日の本の未来を未然に知らしめていたのです。
・古代中国で北極星は「宇宙の中心」として神格化され、天皇大帝と呼ばれており、北斗七星はその乗り物であると考えられていました。これは道教思想がもとで、やがて北極北斗信仰が仏教における菩薩信仰と習合して妙見菩薩となり、妙見信仰として日本各地に溶け込んでいきます。天皇は北極星、皇太子は北斗七星であるとされてきたように、日本の精神性にも影響を与えたのです。古神道において、北極星は天之御中主紙、北斗七星は国常立命に対応しているとされます。国常立命は「艮の金神」にあたり、丑寅方向に位置する日本列島そのものを象徴しているので、北斗七星は日本を循環に導く星巡りであることを太子は意識していたのでしょう。北極星と北斗七星は天と人間の関係でもあり、分断されている宗教も星のもとでは統合せざるを得ないのです。だからこそ、太子は星祭りを復活させ、星信仰を取り戻すことをメッセージで伝えてきたのでしょう。
・聖徳太子の「ふたつをあわせ未来を未然に知らしめよ」というメッセージにある「ふたつをあわせ」とは、「相対するもの」を「一体」として結ぶ「ヤマト」となることです。そして、このメッセージには「ヤマトの未来を未然に知らしめよ」という真意が込められており、「ヤマトを体現していくことが、未来を未然に知らしめることになる」と伝えてきています。二元性の世界には、光があれば闇もあり、善があるなら悪もあるように、そもそも、どちらもあって当然で・・・・ というより、片方があることで、もう片方がなりたっているのです。つまりふたつがないと成立しません。いずれは統合するという確信に至り、二元性を超えた視座をもつ「ヤマトの体現」を成していく。これが地球新(真)時代のあたりまえの意識です。
・いまだに起こっていない「未然」と、まだきていない「未来」が「和ら(やわらぎ)の精神」という平和のもとに結ばれていくことは、過去と未来が「今」に、地球と宇宙が「ここ」で融合していくこととなり、それは、人知を超えた星の叡智により成就する「始まりと終わりの完成」なのです。自己満足が」暴走した自我満足というスケールの小さい無意味な競争や、マネーゲームはもう終わりです。地球人類が宇宙を完全に受け入れるという、宇宙全体が待ちに待った時代の到来は、「ヤマトの完成」を意味しているのです。
この書籍は日月神示とほぼ同じことを書かれています。読んでみて、大変気付きの多い書籍だと感心しました。知らなかったことも多く、とても学びの多い書籍でした。