飛水峡

思い出

読売新聞

2007年02月18日 10時45分22秒 | なぞ食探検隊
富山ブラック  ラーメン通を自任する知人から「『富山ブラック』が食べたい」とラブコールが届いた。黒く濃くしょっぱいスープに、これまた、しょっぱいメンマ。その強烈な味に、賛否が分かれるラーメンだが、富山名物として全国区になりつつあるらしい。そのルーツを寺嶌隊長と探ってみた。 癖になる塩辛さ  その元祖とされる店が富山市西町の「大喜(西町大喜)」。山盛りのチャーシューに、小口切りにしたネギに粗 . . . 本文を読む

読売新聞

2007年02月18日 10時25分23秒 | なぞ食探検隊
黒作り  おもちには何を付けると一番合う? しょうゆに納豆、明太子などさまざまあるが、隊員が好きなのは「黒作り」。香ばしく焼いたもちに、黒作りをたらりと垂らし、かむと磯の香りとうまみがじわり。そのせいで、今年も正月太りになってしまった。でも、この黒作り、なぜ富山の名物なのだろう。調べてみた。 とろり複雑な味わい  まずは、製造現場を訪ねてみる。「京吉」(射水市西高木)は、江戸時代から続く . . . 本文を読む

読売新聞

2007年02月18日 10時18分41秒 | なぞ食探検隊
漁師料理  この正月、ブリは食べました? ブリ漁をこの目で見たくて、氷見の漁船に乗せてもらった。そこで出会ったのが、魚がたっぷり入ったみそ汁と、甘いしょうゆで食べる刺し身。そんな漁師料理を調べると、調味料のなぞが見えてきた。 よみがえった昔の味  県野菜協会が2004年に作ったパンフレット「越中とやまの伝統野菜」によると、伝統野菜とは「古くから各地域で栽培され、地域の人々の生活・食文化の . . . 本文を読む

読売新聞

2007年02月18日 10時15分09秒 | なぞ食探検隊
伝統野菜  今年度は、富山における伝統野菜“復活元年”と言えるかもしれない。キュウリの「富山三尺」に「富山かぶ」「草島ねぎ」と、聞き慣れない伝統野菜が、次々に復活したからだ。なぜ、いま? そして、普通の野菜との違いは? 調べてみた。 よみがえった昔の味  県野菜協会が2004年に作ったパンフレット「越中とやまの伝統野菜」によると、伝統野菜とは「古くから各地域で栽培され、地域の人々の生活・食 . . . 本文を読む

読売新聞

2007年02月18日 10時09分48秒 | なぞ食探検隊
深層水  新年1回目の「なぞ食」は夢のある話を。そう思って探していると、県の未来戦略構想の三本柱に、「深層水」があると聞いた。水が富山の未来を開けるの? 調べると、不思議な深層水パワーが見えてきた。 不思議な力、命の水  まずは、深層水でアワビを養殖する入善漁協(入善町芦崎)へ。あわび課の熊谷敬之主任(33)は「深層水で餌の昆布を育て、飼育槽にも使うことで、肉厚、歯ごたえがあるアワビができ . . . 本文を読む

読売新聞

2007年02月18日 10時05分18秒 | 河童の川流れ
雑 煮  もうすぐ正月。知人から、県東部のスーパーでは、年末になると、雑煮用に焼き魚が並ぶと教えられた。隊員の家では、すまし汁に角もちが入っているだけだったが……。県内の雑煮事情はどうなっているのだろう。調べてみた。 千差万別、我が家の味  焼き魚のうわさは本当か。県内で52店舗を展開するスーパーマーケットチェーン「アルビス」(本社・射水市)に聞くと、「黒部や滑川など呉東の店舗では29日か . . . 本文を読む

読売新聞

2007年02月18日 09時56分49秒 | なぞ食探検隊
ブ リ(下)  「ブリ起こし」と呼ばれる雷が鳴り響くと、寒波とともに、脂の乗った寒ブリが富山にやってくる。全国に名高いその身だけでなく、内臓まで丸ごと食べる料理が氷見にあると聞き、出かけてみた。 内臓も無駄なく大事に  まずは、寒ブリの姿を拝みに氷見市比美町の氷見漁港へ。最盛期には10キロ・グラム級のブリが1000匹ほど並ぶと言うが、その日は300匹程度。氷見漁協は「まだ、海が本気で寒くな . . . 本文を読む

読売新聞

2007年02月18日 09時41分31秒 | なぞ食探検隊
ブ リ(上)  富山の冬の味覚と言えば?」。そう聞かれたら、真っ先に「ブリ」と答える県民が多いはずだ。脂の乗った寒ブリは「キトキト」という方言と相まって、富山の顔になっている。富山のブリを2回にわたって紹介する。 塩漬けで甘味とうま味  新年を迎える時に、ブリを食べるか、サケを食べるか。その境は、中央日本を南北に横切るフォッサ・マグナ(大地溝帯、西の端は糸魚川―静岡あたり)にあるといわれる . . . 本文を読む

読売新聞

2007年02月18日 07時23分17秒 | なぞ食探検隊
大門素麺 冬の訪れとともに、砺波市の名産「大門素麺(おおかどそうめん)」の仕込みが始まっている。手延べでこしらえた長い麺をぐるぐると丸めた独特の形が特徴だ。隊員は、子どものころから、なぜ大門素麺は丸いのか疑問だった。生産現場を訪ねてみた。 慎重に延ばし、素早く丸める  丸めた形が女性の島田まげに似ていることから、大門素麺は「島田素麺」「丸まげ素麺」とも呼ばれている。白い和紙に黒字で「越中砺 . . . 本文を読む