模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

三座水偵の巻

2016年09月19日 | プラモデル

今朝6時の室温25℃。
半袖半ズボンのパジャマで、掛布団無しではやや寒い。

そろそろ模型部屋も暑くない。
あれやらなくっちゃ、という強迫感もないユルユル気分。
ゆっくり進めている九四水偵。

機体延長で消えた凸モールドを復活させることにした。
半身の状態で、元のモールドに沿って深めの筋彫り。
ニードルで当たりを付けて、Pカッターでなぞる。
この溝に伸ばしランナーの断面半分埋めるつもり。
ピッチも精度もまったくひどい工作だが、今回はカッチリ、キッチリの工業製品ではなく、温かい手作り感(言い訳)路線なので、これでいいのだ。

機内色を塗って貼り合せ、記念撮影。
貼り合せるために、操縦席を先に仕上げた。
参考に州平センセの作品見たら、3座の真ん中の席にも、操縦桿のような棒が付いてる。
キットオリジナルではイスしかないので、州平センセのオリジナルなんだが ・・

さっそく、世傑の透視イラストを見て納得。
偵察士用操縦桿と書いてあった。練習機みたい。
州平センセの観察、なんて鋭いんだ。

階級が同じなら偵察員が機長だし、
搭乗員教程に入って、その後職種分けするまでは
同じカリキュラムを受講するから、少しは操縦できるってことか。

センセはお人形を載せなかったので、機内作ってたけど、うちのはお人形でどうせ見えないから、何も作んないよ!(志しの低い人)


大嫌いなスジ彫りをしなければならなくなった時、よく切れるニードルがあると、少しはやる気になる。
縫い針をピンバイスに咥えたものは、鋭利だがブレる。
カルコの研いだものは、ブレないが焼きが入ってないのですぐ鈍る。

父は生前、丸ヤスリの先端を、オイルストンで研いで使っていたようで、古い組ヤスリの中に、先が尖がった物があった。
この歳になって、なるほど、理に適っているな、と感心した。(出来の悪い息子)
つまり、
1.適切な太さによる剛性
2.先端の鋭利性
3.熱処理によるシャープネスの耐久性
この3点が自分がニードルに求める機能。
父のヤスリはこの3条件をクリア。


Kくんが作ったニードルは、D2.0mmの炭素鋼に熱処理済で、
ピンピンに研いであり、3条件クリアの上にコンパクトなのだ。
試しに指に軽く刺してみると、刺さっても鋭利過ぎて痛くないんだよ!

最後席サイドの梯子状のモールドは、
巡航の際、お風呂のフタのように、ピットに被せて抵抗を減らすんだって。
無線士は機内に潜って暑苦しそうにも思うが、高空なら風当たりがなくて快適なのかな。

コメント
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