三流読書人

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ドングリ小屋住人 

ロンドン

2005年07月08日 09時47分52秒 | 教育 
2012年ロンドンオリンピック
2012年のオリンピック開催地がロンドンに決まった。立候補していたのは、ロンドン、パリ、ニューヨーク、マドリード、モスクワ。
大国だけの招致合戦は、商業主義に毒され、クーベルタンからブランデージまで続いたアマチュアリズムのかけらもなくなった。もっとも、以前からオリンピックが政治的経済的な国威発揚の場として、利用され、汚されてきたことはいまさら言うまでもない。
五輪の五つの輪は五大陸を表す。ユーラシァ、アフリカ、南アメリカ、北アメリカ、オーストラリアをさす。
しかし、アフリカ、南アメリカでは一度も開かれていない。リオデジャネイロ、ハバナなども立候補していたが第一次選考で落とされた。
スポンサー企業の意向に左右され、IOC関係者も「大手の企業が望まない候補地は選びにくい」のだそうである。企業と大国の政府の言いなり。
アフリカ、南アメリカでやれないだろうか。
例えば、アフリカのどこかに、日本はサッカー場を、アメリカは陸上競技場を、フランスは屋内競技場をというように持ち寄ってやったらどうか。終われば、競技施設、設備、器具用具、選手役員宿舎などはそのまま置いておく。
各国から集まる観客は、砂漠にテント村でもつくって泊まる。
競技選手も、その範囲内で最高のPlayを見せる。
これがオリンピックでしょう。表彰台での国旗の掲揚も止める。
今のような至れりつくせりの環境でなくては闘えないというのであれば参加しなくてよろしい。そういう人たちは特殊な見せ物として別な道を探ればいい。

世の中のすべてのことが、金持ちと力の強い者によって支配されていくという世の中はもうたくさん。

2012年ロンドンオリンピック開催決定が、ロンドンの同時テロと関係あるんだろうか。