中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

高松宮記念(G I)回顧

2022-04-03 14:09:21 | 回顧
12.1 - 10.3 - 11.0 - 11.0 - 11.5 - 12.4=1:08.3 やや重 雨上がり内有利
33.4-34.9

ナランフラグは悲願のGI制覇。2番枠からいつものように控えて後方から。内枠を利してインにこだわる。直線もインにこだわり、直線坂下でインが空いたところを突く。スムーズに追い上げてラスト1ハロン地点は前が壁になったが、レシステンシアとトゥラヴェスーラの間の狭い所を割って戴冠。左回りが合うし、追い込み脚質で注文はつくが、すべてが嵌った。切れ味はここでも通用した。

ロータスランドは初スプリント戦。前半は行かずに好位馬群。3,4角でも少し促しながら。それでも、直線はスムーズに加速してゴール前で左手前に替えてもうひと伸び。イン有利の馬場で惜しかった。スプリントの経験を積めばかなり強くなる。

キルロードは気合いを付けて3番手。直線も一旦は抜け出すかの見せ場。時計の掛かる馬場もよかった。

トゥラヴェスーラは13番枠から道中でうまくインに潜り込んで直線もインを突いた。鞍上のファインプレー。勝ち馬の方が決め手は上手だった。

メイケイエールは不利な大外枠。折り合いもこの馬にしては付いていた。好位の外から最後も大外を通って伸びてきているが、イン有利の馬場ではここまで。課題をクリアしているので、今後もスプリント戦の主役を張れる。

レシステンシアは馬場を考えて果敢に手綱を押してハナヘ。ジャンダルムのプレッシャーはきつかったが、直線はあっさり沈んだ。18キロ増もあるが、年齢を重ねて1400㍍の方が良いか。

ジャンダルムはここも正攻法の2番手。3,4角も手応え抜群で抜け出すかと思ったが、坂を上がって失速。


毎日杯(G III)回顧

2022-04-03 14:09:15 | 回顧
12.9 - 11.4 - 11.6 - 11.7 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.1 - 12.5=1:47.5
35.9-36.0-35.6 稍重

ピースオブエイトは発馬で行き脚つかなかったが、楽にハナへ。その後は折り合い重視で脚をタメる形。うまく3〜4角で息を入れられた。直線も一旦は2着馬に並ばれたが、二の脚を使って逃げ切り勝ち。スッと前へ行けて最後もひと脚使えるが、距離延長には道中の力みは課題になる。

ベジャールも発馬で行き脚はつかず。二の脚ですぐに2番手まで押し上げる。大トビで引っ張り切りの手応え。3〜4角で外から来られてインに閉じ込められる形になったが、直線も一旦は抜け出す形で見せ場を使った。まだ頭が高くてスパッとは切れないが、時計の掛かる馬場はよかった。

ドゥラドーレスは1番枠で発馬で行き脚がつかず後方から。3,4角は馬込みでかなりゴチャついた。直線入り口も前が開かず。残り300㍍からスパート開始して鋭伸するも、届かなかった。道悪を気にしてから前半は押して手綱が忙しかった。

リアドは好発を決めるが3ハロン目からはスッと控える。伸び切った重心の低いフォームで道悪は良くない。

テンダンスも好発を決めるも、重心の低いフォームで、道悪が良くない。

日経賞(G II)回顧

2022-04-03 14:00:54 | 回顧
6.9 - 12.0 - 12.6 - 12.6 - 12.7 - 13.4 - 13.4 - 12.8 - 12.3 - 12.0 - 11.7 - 11.2 - 11.8=2:35.4 やや重
37.8-63.5-59.0-34.7

タイトルホルダーはコースで速い時計3本。仕上がっていた。好発から果敢にハナを主張。道中の折り合いはスムーズで道中は12秒後半から13秒台スローで脚をタメる。しかし、1〜2角は逆手前で走って外へ膨れた走り。この辺りは課題。その前のスタンド前のほとんどを右手前で走っていたのもよくなかった。3角から外から来られてスパート開始。前半に貯金があった分、最後まで粘れた。しかし、メンバー構成とペースを考えればもっと突き放してもよかった。

ボッケリーニは6番枠から発馬後に手綱を押して2番手のイン。2角で頭を上げるシーンはあったが、それ以外はスムーズでインの経済コースを立ち回れた。4角でズブさを見せたが、直線もインを通って首の上げ下げまで持ち込んだ。この距離でも折り合いは問題ないし、楽にいいポジションを取れる。

ヒートオンビートは押しての先行策。本当は2番手のインを取りたかったが、2着馬に取られた。4番手の外で外を通らされるロスはあったが、ジリ脚で伸びてきた。頭の高い走法で詰めは甘い。

クレッシェンドラヴは歳を重ねてズブかなっている。押して先行策。正面スタンド前まではズブさを見せていたが、その後は折り合えた。3〜4角で逃げ馬を捉えに行く積極策。最後は脚が上がったが、見せ場十分だった。