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平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2480 地続きの確執

2022-02-04 11:38:43 | 日記

ウクライナを巡って、欧米とロシアが、揉めている。

ヨーロッパとアジアの巨大な陸地、ユーラシア大陸は、沢山の民族が、古代から、「取りっこ」で、戦争を

繰り広げてきた。

民族の維持・防衛・拡張、資源の争奪、宗教の好き嫌い、主義主張の違い、など、まさに、ココでは、

人類の歴史は、戦争の歴史みたいです。

ウクライナを巡っては、ヨーロッパ各国とロシアの縄張り争いみたいだが、ロシアにとっては、のど元に

刃をつきつけられるような、危機感があり、プーさんとしては、絶対譲歩できないから、軍隊を国境に派遣、

「やるぞやるぞ」と脅かしながら、欧米の譲歩を引き出そうとしている。が、戦争で払う犠牲の大きさを考え

ると戦争はしたくない、と言うところでしょう。

そもそも、元ソ連時代、「ウクライナ」も「ロシア」も、ソ連邦の、連邦構成国、つまり、兄弟のような仲

で、民族や宗教、言語が近い関係だが、ウクライナの東端「クリミア」の領有をめぐり、モメて来た。

ロシアは、2014年、強引に、「クリミア」を取り込んでしまった(併合)。

欧米はウクライナを応援、ロシアに経済制裁し、もめ事が、複雑になった。

プーさんは、ウクライナが、NATО(北大西洋条約機構)の加盟するのではないか、を懸念している。

NATОは元々、第二次世界大戦が終わった後、米欧とソの東西冷戦時代が続き、欧米が、「ソ連中心の共産圏」

を仮想敵国としてつくった、軍事同盟。

プーさんは、ポーランドやテェコなど、元共産圏だった国々が、NATОに加わり、のど元の「ウクライナ」

も、NATОに入ったら大変、と、NATОの東方拡大を止めるよう、欧米に提案したが、欧米は無視。

欧米は、「クリミアを、ウクライナに返せ」、プーさんは、「軍港として重要なクリミヤは返せない」と、

両者は平行線。

海に隔てられ、地続きでない日本からは、想像できない「地続きの確執」、いっそのこと、「ロシアも、クリミア

を返して、NATОに加わってしまえば」と思うのですが、そうはいかない。

こう言うもめ事、政治家が引っ込みつかなで、戦争が始まる。国連は何のために作ったのか。タメ息が止まらない。

2月4日、「今日は何の日カレンダー」より 立春

▲中国の唐時代の僧・鑑真、入京(754)▲平清盛死去。64歳(1181)▲大石良雄らの赤穂浪士46人が切腹(1703)
▲ワシントン、アメリカ合衆国初代大統領に(1789)▲鉱毒問題で足尾銅山の暴動始まる(1907)
▲ヒトラードイツ軍隊の統帥権握る(1938)▲米英ソ3巨頭、ソ連のヤルタで会談。ソ連の対日参戦密約(1945)
▲全日空ボーイング機、東京湾に墜落。133人全員死亡(1966)▲アメリカがラオス侵攻作戦の開始を宣言(1971)

▲沖縄で2万年前の人骨発見(2010)▲台湾でエンジン故障の旅客機墜落43名死亡(2015)▲124年振りに

2月4日は立春ではない日に(2021)