鏡の国のアリス:短評

鏡の国のアリスの本を読みながら短評をする

チェスの女王は1目単位に動き、異なる目では異なる行動をする(GLASS2-24)

2012-02-09 20:48:58 | Weblog
 女王が「測量をする!」と言う。彼女がポケットからリボンを取り出す。それには1インチごとに目盛がある。地面の測量を開始。1ヤードごとに幾本かの杭を打ち込む。
 女王が予告する。「2ヤードの杭の所で、私は、お前が行く道筋について教える。3ヤードの杭の所で、お前が忘れないよう、もう1度、道筋を繰り返す。4ヤードの杭の所でさようならと言う。5ヤードの杭の所で私は立ち去る。」

 PS1:女王はなぜ、地面を測量し1ヤードごとに杭を打ち込んだのか?女王はチェスの世界に住むので1目単位に、つまり一定の距離単位に動く習性が身についているためである。

 PS2:女王はなぜ、異なる行動をおのおのの杭の所でするのか?チェスの世界では、異なる目に移動すると駒の影響力が変わるし時には駒自身の働きも変わる。異なる目は、駒の異なる種類の行動を意味する。
 杭は、異なる目に相当する。チェスの世界の女王は、おのおのの杭の所で異なる行動をする。

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