申命記5章21節、ルカ12章15節
恵みを思う人生
先日起こったハリケーンの災害で、アメリカのニューオーリンズは、大打撃を受けたと連日のように報道されています。日本ですと、床上浸水したといっても、翌日にはだいたい水が引いている状態になっています。ところが、被害から1週間すぎても、水が引いておりません。海よりも低いという地形が与えている影響だとは思います。
日がたつにつれて、救助が遅 . . . 本文を読む
申命記5章20節
偽証してはならない
選挙が来週になりまして、毎日のように各党の党首や代表者が、テレビに出演して、自分たちの党の主張をアピールしています。公約を掲げて、それをアピールしています。ある意味では、証言をなさっているのだと思うのですが、当然と言えば当然なのでしょうが、いいことを述べて、まずいところは、なるべく触れないようにしている、そんな気がしてなりません。
正直に述べて欲し . . . 本文を読む
申命記5章17節
平和の可能性はどこから
私たちは、今日、平和の日礼拝ということで、神様から示される平和を思いつつ、共に礼拝にのぞんでいます。子どもたち、中高生、青年たちの平和の祈りを聞きながら、神様がこの地上からすべての争いをなくしてくださらないだろうかと強く思います。また、先ほどの I 姉のお話からも、戦争になればすべての平和が失われていくのだと、思わないではおれません。
平和の尊 . . . 本文を読む
申命記5章16節
父母を敬え、主が命じられたとおりに
親の権威が失墜した時代に私たちは生きています。私も親としての権威がほとんどないので、今日の話はしずらいです。
まず、父の話しからしましょう。私は、小さい頃、市営の住宅に住んでおりました。とても狭くて、6畳と2畳間の小さな住いでした。1950年代のことです。そこに、5人寝ていたのです。
あるとき、私は、父が寝ているおなかのあたりをまたい . . . 本文を読む
申命記5章11節
神の名をみだりに唱えてはならない
2003年に始まったイラク戦争は、今や泥沼化しています。予想できていたという人もいます。場所も、イラク国内を越えています。先週もイギリスで二回目のテロ事件が起こりました。ロンドンには、他国から移民としてやってきたイスラム教徒がたくさん住んでいるということでした。
イギリスは、植民地をたくさんもっていたために、そうした国々からの人々をイギリ . . . 本文を読む
申命記5章6,8~10節
神は霊である
申命記5章の8節から10節は、偶像礼拝を戒めています。「あなたがたはいかなる像も造ってはならない。上は天にあり、下は地にあり、また地の下の水の中にある、いかなるものの形も造ってはならない。あなたはそれらに向かってひれ伏したり、それらに仕えたりしてはならない」とあります。
日本は、そういった意味では、実に多くの偶像があちらこちらにあります。美 . . . 本文を読む
申命記5章6~7節
わたしは主、あなたの神
モーセは、神様からの召しに与り、エジプトの地からイスラエルの人々を導き出しました。そのとき、イスラエルの人々は、エジプトの地で奴隷状態にあり、過酷な労働により命の危険すらあったのです。彼らは、救いを神様に求めました。そうしましたら、神様はその叫びに耳を傾けられ、多くの力ある業をなされ、奴隷として、どうしても自分の国に留めておきたかったエジプト王 . . . 本文を読む
フィリピ2章1~11節
十字架の下に立つとき
私たちの謙遜、へりくだりの思いはどこから来るのでしょうか。自分をむなしくして、相手のことに心を向けるということがどうしてできるのでしょうか。「相手を自分よりも優れた者と考え」ということは、具体的には、よーく付き合ってみると、何か一つくらいは、自分よりも優れたものをその人のうちに見出すことはできます。
よーく付き合ってみるとき、そして、何か . . . 本文を読む
マルコによる福音書15章33~41節
この人は、神の子だった
今日、私たちは、マルコによる福音書の13章33節から41節のみ言葉に耳を傾けてまいりたいと思います。マルコでは、十字架の上で、イエス様はほとんど何も語っておられません。はっきりとお話しになったのは、一度きり、もう一度は、大きな叫び声を挙げただけでした。
他の福音書では、イエス様はもっと多くを話され、ヨハネなどでは、マリアや . . . 本文を読む
マルコによる福音書13章24~37節
目を覚ましていなさい
私たちは、先日の地震でほんの少しだけ、終末を体感したのではないでしょうか。終末のしるしとして、13章の3節からのところに、いろいろとでてまいります。自分がイエス・キリストだと名乗る者がたくさん現われるということです。
戦争が起こります。でも、戦争が起こったからといって世の終りというわけではないともあります。また、あちらこちら . . . 本文を読む