迷歩録

　　晴天に　　梅や開くか　　笠之原　　春の足音　　広がる病


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　今日ははお空が広がる晴天だが、空気の冷たさは厳しく、日陰は南極、日向は

　　　　春陽気の南九州である。庭の梅の木の花が、一輪原いている。これから一日一

　　　　日と開花がすすんでいくのであろう。日に日にあたたかくなることを願うが、暖

　　　　かくなれば活動的となり、自粛の必要性が今以上に薄れてしまう事を懸念せざる

　　　　負えない。自粛意識が薄まれば、病は今以上に広がる可能性がある。何とも痛しか

　　　　ゆしの状況となる。人間はこの地球上、唯一の知的生物、その生物の危機を救うの

　　　　は、知性であろう。一部の人間の知性に誘導されたり、護られるということではな

　　　　く一人一人がその知性を活用して、護ることが大切なキーワードではないだろうか。

　　　　　医療現場、も福祉現場も崩壊寸前の状態、勿論政治の責任は大きいが、その政治を

　　　　支えつくって来たのも国民であることを自覚しなければならないのであろう。結果に

　　　　批評を与えるばかりであなく、自ら

迷歩録 逼迫

　　霜の朝　　寒さはねのけ　　エンドウや　　空に向かいて　　背伸びしている


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　　朝の冷え込みは厳しく震えるほど、しかし太陽が昇り霜が姿を消すと

　　　　　徐々に暖かくなってきた南九州である。寒さの中で身体を冷やしてしまうと

　　　　　免疫力が低下して、感染症にかかりやすくなる。今どきインフルエンザなどの

　　　　　感染症になっても、病院など医療機関を受診することもできない。医学の知識

　　　　　のないものは、困り果ててしまうのだろう。そんな時は、おばあさんの知恵袋を

　　　　　便りに、民間療法を行うのもいいのではないだろうか。

　　　　　　昔の人は偉かった、経験というものを大事に、そこから導き出された知識を

　　　　　フル活用して対策をしていたのだから。科学優先の時代となって、何事も科学

　　　　　的根拠がないと信用されない時代ではあるが、この世の中まだまだ科学的に解

　　　　　明されていないことも沢山ある。科学を全面的に信用するのもいいが、すべて

　　　　　ではないことも知っておく必要があるのだろう。

　　　　　　医療現場が逼迫している、現在、病気にならないことが一番だが、病気になっ

　　　　　て、しまった時、自分はどうするのか、怪我をした時どうするのか、救急車を呼

　　　　　ぶだけではなく、緊急事態の対処法を国民も少しは学んでおく必要を、今の時代

　　　　　が教えてくれているのかもしれない。

迷歩録 感染者数

　　暖かき　　陽射降り込む　　縁側に　　猫やくつろぐ　　肝属の昼


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　　今日は暖かい小春日となった。縁側は燦々と陽射しが降り込み、最高の

　　　　　日向ぼっこ、猫が陣取り、寝返りを打つ…何とも穏やかな情景である。そ

　　　　　の情景からは、コロナ騒動など微塵も感じられないが、テレビなどの報道

　　　　　によると日に日に感染者の増加が伝えられてくる。

　　　　　　感染者の数に終始した報道ばかりである。確かに感染者数というのは気

　　　　　にはなるが、それよりも大切なのは、感染者がどのような処遇を受けて、

　　　　　どうなっていってるのかである。

　　　　　　治療を受けたのか受けていないのか、受けているとしたらどのような治

　　　　　療を受けて回復できたのか、回復できないのか、症状のない人はどのよう

　　　　　な対策をしたのか、その人達はどうのようになったのか。そのような情報

　　　　　は一切報道されずに、感染数が増加したことばかり報道する。つまり入り

　　　　　口は報道するが、出口は報道しな、このような報道による戸惑いも国民に

　　　　　はあるのではないだろうか。

　　　　　　真実が何なのか、そのことを掴みきれないからこそ、非常事態であろう

　　　　　が無かろうが、公共機関の言うことなどは聴いていられないとなるのでは

　　　　　ないだろうか。

　　　　　　具体的で正確な情報を発信できる政府であってほしいものである。依怙

　　　　　贔屓を継承した菅政権、いつまで同じような事を続けて国民を混乱させる

　　　　　のは、いい加減にしてほしいものである。

迷歩録

　　暖かき　　陽射降り込む　　縁側に　　猫やくつろぐ　　肝属の昼


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　　今日は暖かい小春日となった。縁側は燦々と陽射しが降り込み、最高の

　　　　　日向ぼっこ、猫が陣取り、寝返りを打つ…何とも穏やかな情景である。そ

　　　　　の情景からは、コロナ騒動など微塵も感じられないが、テレビなどの報道

　　　　　によると日に日に感染者の増加が伝えられてくる。

　　　　　　感染者の数に終始した報道ばかりである。確かに感染者数というのは気

　　　　　にはなるが、それよりも大切なのは、感染者がどのような処遇を受けて、

　　　　　どうなっていってるのかである。

　　　　　　治療を受けたのか受けていないのか、受けているとしたらどのような治

　　　　　療を受けて回復できたのか、回復できないのか、症状のない人はどのよう

　　　　　な対策をしたのか、その人達はどうのようになったのか。そのような情報

　　　　　は一切報道されずに、感染数が増加したことばかり報道する。つまり入り

　　　　　口は報道するが、出口は報道しな、このような報道による戸惑いも国民に

　　　　　はあるのではないだろうか。

　　　　　　真実が何なのか、そのことを掴みきれないからこそ、非常事態であろう

　　　　　が無かろうが、公共機関の言うことなどは聴いていられないとなるのでは

　　　　　ないだろうか。

　　　　　　具体的で正確な情報を発信できる政府であってほしいものである。依怙

　　　　　贔屓を継承した菅政権、いつまで同じような事を続けて国民を混乱させる

　　　　　のは、いい加減にしてほしいものである。

迷歩録 免疫力

　　小正月　　久方の晴れ　　暖かく　　椿の花に　　陽射やとどく


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　　久方に陽射しが届き、寒さも幾分和らいだ南九州である。梅の花の蕾も微かに

　　　　　開き始めているようにも見える。春の足音がはるかに遠くではあるが聞こえてき

　　　　　始めたのかもしれない。水仙などは庭にあちこちで花をつけ、その可憐さをアピ

　　　　　ールしている。

　　　　　　寒さが和らぐと一気に動植物、禽獣草木は動き出す。その微かな動きの変化を

　　　　　春の足音と感じとることができる。

　　　　　　空気の乾燥した冬という季節が過ぎれば、様々な新しい動きや活動というもの

　　　　　が見えてくるのかもしれない。

　　　　　　特別暗く感じる冬だけに、早くこいこい春の風といった感情になるのも無理の

　　　　　ない所であろう。

　　　　　　人間の健康を維持するために必要な要素、栄養と運動、休養、この三つをバラ

　　　　　ンスよく日常生活に組み込み過ごすことが大切。そのことで免疫力を上げ、感染

　　　　　予防を心がけることも大切な事ではないだろうか。

　　　　　　年齢関係なく免疫力を上げるそのことがとても大切、経済性よりも免疫力、バ

　　　　　ランスの取れた生活を心がけたいものである。