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迷歩録  心の隙間

2021-01-12 10:00:03 | 日記
   寒い朝  アスファルトに咲く  椿かな  一輪落ちて  周りを照らす


                                   ひのひら  ろくべえ


      昨夜未明から降りだした、しとしとの冬の雨は、今朝がた迄降り続いていた。

     その雨の重みで落ちたのであろう、一輪の椿が道路に咲いてるように落ちていた。

      椿の花は落ちたくはなかっただろうが、落ちてしまった。そのため人目を引く

     ことができた。それがよかったのか悪かったのか、目立つ存在となってしまった。

      目立つとはそういうこと、つまりスターとはそういうこと、目立つ存在、スター

     志向はいつの時代の若者も同じであろう。そのことを、とやかく言っても仕方ない

     それよりも、大切な事は、中身で目立つということではないだろうか。

      昨日の成人式、多くの若者が着飾り成人を祝っていた、それはそれで素晴らしい

     事である。着飾った奥の人間性が少し気にはなる。コロナ禍の時代新成人たちは

     どのように生きようとしているのだろうか。

      社会に対する貢献とはなどと考えているのだろうか。ただ単に自粛を促す大人達

     単純に自分たちは大丈夫と思い込む若者たち、この乖離こそが今の蔓延を創り出し

     ているのかもしれない。このことは日本だけでなく世界的な傾向であろう。

      病気という禍は、人の心の隙間から侵入して領域を広げる。今の時代人間の心の

     隙間とは、なんであろうか。考えてみる必要があるだろう。

      経済のみを優先して、発展を続ける資本主義、このコロナ禍の時代、資本家と大

     企業に、お金は集まり、庶民は増々貧困化していく、国の施策だけではない、国民

     の意識を高め、政治家を選ぶことをサボタージュせず、政治と向き合う国民となら

     なければ、不満だらけの社会は続くのではないだろうか。一考したいものである。