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流れに逆らう

2013-12-01 15:27:05 | 日記・エッセイ・コラム

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  青空に  浮かぶ紅葉や  目を奪い  師走の光  受けて輝く
                                         ひのひら  ろくべえ

     


    
今は亡き美空ひばりさんの歌に「川の流れのように」というのが

  ある。この歌を思い出しながら、川面を眺めていると、鯉たちが泳

  いでいた。よく観察してみると、鯉たちは多くのものが、川上に向

  かって泳いでいた。中には流れに乗って川下に向かうものもあるが

  そんな鯉は少ない、ほとんどの鯉が、川では川上に向かって泳いで

  いた。そのほかの魚もほとんど川上に向かって泳いでいる。

  その理由を考えてみると、餌というものは川上からしか流れてこない

  川上に向かって泳ぐことで、容易に餌をとりやすくなる。川下に向かっ

  て餌を追いかけることになると、永遠に追っかけることになるばかりか

  餌にありつけないことにもなる。自然の節理であろうか。こいは凄い

  生きる知恵を
生まれながらに備えているのである。

    このこことを、人間に当てはめてみると、ものの考かた

  ということになろう。

  つまり、人間は川下に向かって泳ぐとは、過去にこだわり、あの時

  こうしていればとか、あのことがなければなど、過去の出来事のせい

  にして、今以上に進もうとしない人と同じなのかもしれない。というこ

  とは一向に成長しないで、下に向かって泳いでいる鯉と同様の結果

  つまり餌をとることができなくなるということである。

    流れに逆らって泳いでいる鯉はいつも餌が流れてきても、捕獲で

  きるということは、常にチャンスがあるということになろう。人間ならば

   流れてきたチャンスを活かし飛躍的に成長できるということにも繋が

   る。流れに流されるのか、それとも逆らうのかかは、大きな違いであ

   ろう。餌を追っかけるのにエネルギーを使うか、逆らって泳ぐことに

   エネルギーを使うか必然的に結果は違ってくる。


   私は逆らうことで、チャンスを得たいと思う。


 


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