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迷歩録  お茶木の花

2020-12-18 11:59:31 | 日記
  萎れたる  お茶の木の花  霜や降る  薄雲陽射  暖かさ去る


                                 ひのひら  ろくべえ



     薄雲が空一面に覆い、わずかな陽射しか届かず、体感気温は下がるばかり

    昨日ほど北風は吹いていないが、今日は昨日までいた蠅たちも姿を消してしまった。

    寒さが身に染みる南九州である。

     お茶畑に咲き誇っていた花が、萎れてしまい、花の額しかないように見える。お茶

    の花は、白く可愛らしい花、山茶花と似てるが、花の大きさは全然違う。とても可憐

    な花で、その花が受粉すると、お茶の実をつける。お茶畑は刈込がしてあるが、その

    刈込の隙間に沢山の花をつけている。

     お茶の花は食べれると聞いたこともある。食べたことはないがどのような味がする

    のだろう。もし食べれるのであれば、サラダなどの盛り付けや、料理のアクセントに

    も、可憐な花が生きるのかもしれない。

     その花が寒さを運んだ冬将軍のせいで、萎れたりしてっしまった。また次の花が咲く

    とは思うが、花の命を短くする冬将軍といった所である。