迷歩録 曖昧模糊

　　雲去りて　　陽射現れ　　暖かき　　縁側昼寝　　師走昼過ぎ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　朝は曇り空で、寒さもあったが、徐々に雲は、少なくなり、陽射しが射しこむ

　　　　暖かき昼前となる。縁側でうたたねの昼下がり、陽射しが雲に隠れると、寒さを

　　　　感じて目覚めてしまう。そんな南九州である。

　　　　　相変わらずコロナの感染が拡大しているようである。コロナの感染状況も、国

　　　　の政策も、どちらも曖昧模糊の状態、この曖昧模糊の状態こそが、国民を不安に

　　　　落とし入れている。先の見えない霧の中、その霧の中で、右往左往している国民

　　　　その中にあって、リーダー自身も自信が持てない、その状況で全体的に霧が晴れ

　　　　ない、そんな社会状況の中で、国民をリードするリーダーシップが求められる。

　　　　　戦国武将たちはこのような状況の時どのようなりだーシップを取ったのであろ

　　　　うか。強烈なリーダーシップが取れれば、国民も右往左往しないで済むのかもし

　　　　れない。与党、野党関係なく、強い責任あるリーダーが求められているのかもし

　　　　れない。