迷歩録 日常生活

　　陽射しなく　　野焼きの煙り　　垂直に　　天に昇りて　　身体温める


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　南九州は今日も雲が蔓延り、肌寒い一日となりそうである。畑の草を枯らしていた

　　　　その草を畑の真ん中で焼く、その温もりで暖をとる。田舎のあるふれた光景だが、都

　　　　会から見ると羨ましい光景でもある。周りには誰もいない、三蜜どころではない、こ

　　　　こではマスクなど必要ない。一人で暖をとってるだけなのだから。

　　　　　　このような状況であれば、感染はそれほど怖がることはないが、都会の人口密集

　　　　地では、そうもいかない、感染予防を自ら行わなければ、自分も感染者となってしま

　　　　う。日常生活が破綻してしまう。一度破綻したに日常生活を取り戻すには、大変な時

　　　　間が必要となる。自分の日常生活を振り返ってみることも大切である。

　　　　　朝起きて、夜寝る間での時間どのように過ごしているのか、自分を知ることから始

　　　　めるのも、感染症の予防には役に立つ。そのような繰り返しこそが全体的な感染予防

　　　　となることを自覚したいものである。

　　　　　日常生活を知る。とても大切なことである。