迷歩録 めっそうもない

　　つつじ咲く　　釈迦誕生日　　卯月かな　　混乱招く　　コロナウイルス


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　春の日差しが燦々と届くとてもいい天気の南九州である。お茶の新緑が眩しく輝いている。

　　　　春本番という感じである。遠くや近くから農業機械の音が忙しそうに聞こえてくる長閑な田舎

　　　　である。都会はコロナウイルス騒動で大変な事になっているのだが、田舎ではそれほどでもな

　　　　い。それでもマスクなどは田舎でも手に入らない状況はある。

　　　　　めっそうもない事が起きてる時代となった。めっそうとは有為四相の一つ、現象が消滅する

　　　　ありさま、現象をはなれた真実のありさま、などの意味が広辞苑に書かれている。

　　　　　今の社会的騒動が歴史的にも残る出来事なのであろう。この歴史的な出来事をどのようにして

　　　　終息さしていくのか国民一人一人の意識にかかわっているのかもしれない。

　　　　　めっそうもない事にこれ以上ならない様にするため、国民の一人として何をすればいいのか

　　　　どのように行動すればいいのか、考えながら日々の生活を送りたいものである。

　　　　　一日も早い終息を祈りたい。