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迷歩録 さやあて

2019-04-04 12:47:38 | 日記
  うそ寒い  青空ひろく  大隅や  鶯鳴いて  つわぶきを取る


                                    ひのひら  ろくべえ



       晴天ではあるが相変わらず風が強い、冷たい風が吹き荒れる台地、新芽を出したお茶の葉が

      激しく風に煽られている。それでも必死にしがみつき、新芽を伸ばそうとしている。そのお茶
      
      の木の間を、雉の夫婦なのか恋人同士なのか足早に駆けていく。そのような光景が

      毎朝くりひろがれる笠之原台地、長閑な光景である。

       そのような長閑な場所にもニュースは届く、忖度したとかしないとか、言い間違えたとかで

      謝罪をする。そのようなやり取りが行われている日本の中枢である。

       つまり国会議員同士、あるいは政党間の「さやあて」が頻繁に行われている所である。

       「さやあて」本来は武士がすれ違った時、互いの刀のこじりが当たったのをとがめだてする

      こと。(広辞苑)とある。

       ちょっとした意地立てから起こったけんかとある。国会の議論をテレビにて視聴していると

      この言葉がぴったりな光景がくりひろがれている。滑稽にも見える。

       どこまで本気で、何をどうしたいのか、与党も野党の行動も解らない理解できない。

       大切な国会の議論時間を個人的追及だけで終わらせていいのだろうか。真摯にすべてを明ら

      かにして国民の理解できる議論をお願したいものである。

       政党間の「さやあて」ゲームは、いい加減にしてほしいものである。