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迷歩録 めげる

2019-04-19 13:07:46 | 日記
  曙に  浮かぶ石楠花  庭の端  草取りはずむ  大隅の昼


                                ひのひら  ろくべえ



      昨日からの春日和が続いて、今日も爽やかな良き天気になり、畑の草取りが順調に進む。

     春の爽やかな新緑に包まれた、家々を雀たちが飛び回り、何とも長閑な昼下がり、春風が

     少し強くなってきた。この頃は春風が強く、何もかもが吹き飛ばされる。その風に心が疲

     れ「めげる」めげそうである。しかし、風も一年中は吹かない、そのうちに静かになるこ

     とを願いつつ、その後始末に労している。

      「めげる」気持ちは誰にでもあることだが、一度「めげて」しまえば立ち直るのに時間が

     かかる。そうであるならば、「めげる」前に何とかしたいものである。

      気分転換などと容易く言うがそう簡単にはいかない。そこで、人間は没頭できるものを持

     つことがとても大切である。

      釣りや、スポーツ、音楽、手芸、絵画、何でもいい、その時間はそのことにとらわれ続け

     ることが大切なこと。

      気分転換などと烏滸がましい言葉をイメージするのではなく、何かしたいものに没頭する

     ことが大切である。その没頭こそが精神を安定させ、仕事に学業に立ち向かう精神をつくる

     人間の精神はフーセンみたいなもの、片方から圧力がかかれば、その部分がへこんでしまう

     そこを戻すには、他方から同じような圧力をかけなければならない。その圧力が没頭してる

     物事ということになる。

      その事ができれば、「めげる」ことなく困難を乗り越せるのではないだろうか。