田植えがあっという間に終わり、もう水田は苗が随分とのびてきた。
朝、窓をあけると、初秋を思わせるような涼しい風がそよそよとふき、庭にでて深呼吸だ。
たんぼのあぜ道には、こんな花が咲き乱れていて、なんと可愛いことかと
思わずシャッターに指がうごく。
夏休みもはじまったが、4人の孫たちもすっかり おじい、おばあ 離れが出来て
なかなか顔を見せてくれない。
さみしいもんだな…
23日、24日は大牟田の夏祭り、太鼓の音が時々風にのって流れてくるが
あまりの暑さについてゆけない。
24日の午後2時ごろ、孫のSAちゃんから急に電話、「おばあちゃん、浴衣を着せてね」
友達と夕方から、夏祭りを見にゆくのでとせっかちな電話だ。
もう15年以上、着物の着付けしていないから忘れたかも・・・
半幅帯で文庫結びでいいかな、ボディをひっぱりだして練習はじめた。
なかなか決まらなくて、これは困ったぞ・・・汗たらたら 目がしみる。
自分で着てみるか?
何回かやっているうちに思い出してきた、なんとかなるわといっている時に
高校1年生のSAちゃんが浴衣をもってやってきた。
まず浴衣から~、クラブ活動では陸上部、日焼けしてはいるが、えらい背が伸びているね・・・
ようやくできあがった。
馬子にも衣装で、すっかり女の子らしくなっている。かわいいネ
履きなれない下駄をはいて「ではいってきま~す。」
「わすれものないかね?」
「ウン、ないない!!」とうれしそうに手をふって車にのってバイバイ
玄関に戻ったら見慣れない、白い大きな靴がポツン・・・
あらら、やっぱり忘れものあったよね・・・
きれいに洗濯を繰り返してあるような、まっ白で履き慣れたシューズ。
ためしにチョット履いてみた。
「アラ、ガボガボだわ、SAちゃんも大きくなったもんだね」
あの小さくてヨチヨチ歩きの頃の、SAちゃんの姿が思い出されて、涙腺がゆるんでしまった・・・
「アハハ、また来てくれるから ヨカヨカ。」とじいやがにこり・・・
大牟田市、年に一度の夏祭り、大蛇山総出演の模様です。
どうぞごらんくださいませ。 ↓
http://www.ajkj.jp/ajkj/fukuoka/omuta/kanko/daijyayama/daijyayama.html