これは、ある人から聞いたまじめなお話です。
ある地方で、戦国時代を代表する武将が、姉の嫁ぎ先を攻めた。
その中でも最大規模の戦いのあった場所がある。
たとえて言えば、○○が原の戦いとか、何とか川の合戦とか、××峠の戦いとか。。。
この戦いで、姉の嫁ぎ先は滅亡し、姉の義理の娘は、その戦国武将の側室となった。
のち、この側室の生んだ子がこの武将の家を滅亡させてしまうのだから、皮肉なものだ。
さて、現代になり、この合戦の場所は、広い空き地となっている。
誰も近づかない。
そこへ、あるカップルが、車で乗り付けて中で何やら熱い行為をしていたところ、
突如として静まりかえる周辺。
風もない。
そして、馬のいななきとともにざっざっざと大勢の人間の足音が聞こえてきた。
行為中のカップルの目に飛び込んできたのは…。
なかなか帰ってこない二人の関係者が探し回ったところ、車の中で絶命しているカップルを発見。
死因は心臓麻痺だが、二人同時とはおかしな話だ。
そこで、この話を聞かせてくれたおっさんが、仲間とともに夜にそこへいってみたら、
大勢の戦国武者たちの行列が隊列を組んでこっちへ向かってくる。
大慌てでその場を逃げ出したものの、その衝撃は計り知れず。
今では、そこの場所は、夜になると立ち入り禁止になっているそうだ。
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