へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

校内トライアスロン大会

2011-11-02 10:59:20 | へちま細太郎

こんにちは、へちま細太郎です。

今日は、秋のクラスマッチ。
といっても、またロクな企画じゃない対抗戦で、
「校内トライアスロン」
と、高校の生徒会長が自信たっぷりに紹介していた。
校内にはりめぐらせた障害=わな=競技をこなし、その順位で総合順位を決めるというもの。
「ただし、リレーでね」
「なんだその、リレーっちゃ」
たかのりが、野茂に説明を求めて手をあげる。
「え~と、スタートから大学のいもほり会場まで行き、いもを掘って焼きあがるのを待つ」
「はい?」
「イモ掘り会場では、2番目の走者が火を起こして待つ。第1走者はイモを掘った時点で終わりで、2番走者は、イモを掘り上げたのを確認した上でスタート」
「はあ」
「で、どこへ行くかというと、体育館で3on3をしているところへバトンタッチ。走ってきたこいつがシュート決めないと、第3走者が進めない」
…」
「しかも3にん3脚の第3走者は…」
「なんだよ、それっ
「最後まで聞け、で、体育館の外の自販機の前であたりが出たやつにバトンタッチ」

「大丈夫、あたりが出やすいように頼んである。で、第4走者はタコ壺保健室の前で“闘魂こめて”を大声で歌い、逃げる」

「待っていた第5走者は再び、イモを焼いているところに戻り、第1走者が焼いていたイモを食べ終わったらゴールイン」

誰が考えたんだ、バカ野郎
結果は、またあとで。



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