へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

仙台狂想曲2

2015-09-22 14:08:54 | へちま細太郎

はい、また匿名希望の東山よ。
マッドサイエンテスト二人組は、偶然に乗り合わせたわけでなく、私がネットでツアーの申し込みしているのをみて、ソッコーで申し込みしたらあたっちゃったんだとさ。
コンサート行くんかいっ
で、人相風体の悪いバイク二人組は、ダフ屋とおぼしき連中と睨みあいして、スキンヘッドにバイク革ジャンの前をはだけて、PENICILLINのハクエイにも負けないタトゥーを見せつけ、相手をひるませ、
「勝った」
と、ドクターゲロだちとげたげた笑いあっていた。
恥ずかしい恥ずかしいから近寄るなっ ボーズのくせにタトゥーったあどういうことだっ
「これ、シールじゃん」
ホタテをほおばっていた桜井せんせが、胸全体に広がっていた気味の悪いタトゥーを引っぺがしてしまった。
「なにすんだっ
と、涙目のくそボーズだけど、嵐ファンの咎めるような視線に、こそこそと逃げていってしまった。
「何しにきたんだ?」
知らんわっ


仙台狂想曲

2015-09-22 11:12:05 | へちま細太郎

はい、匿名希望の東山よ。
今、仙台に向かっているところ。
何しに行くんだって?
おめ、わかってて聞いてるだろ(怒)
一緒にくっついてきた桜井せんせは、最近KAT-TUNのファンになったので、ぶつぶつ文句を言っている。
そんなことはどーでもいい。問題なのは、バスの後部席に陣取っている中島教授と片山教授は、周りから浮きまくっているにも関わらず、巨人ヤクルト戦を繰り広げている。
もっとコワイノが、スキンヘッドのバイク野郎とチャラいバイク野郎がつかず離れずついてくるの。
副住職、あんたお彼岸やろ、こんなところで何しとんねん