へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

梶の木

2008-08-19 23:20:47 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

ぼくのうちの庭には、面白い形をした葉の木がある。
梶の木というらしい。
おばあちゃんが、増えすぎて困る、という広之おにいちゃんの実家からもらってきて植えたんだけど、やっぱりおばあちゃんも、
「増えすぎて困る」
と、ぼやいていた。
梶の木というのは、昔、七夕の時に葉っぱの裏に字を書いて飾ったとか。
「昔の人たちは、風流だねえ」
「バカ、そういう場合には、洒落ていたんだね、というんだ」
藤川先生に訂正されて、まあ、確かに、と思い直した。
ということで、今年の夏休みの宿題は、この梶の木について調べ、葉っぱの裏に墨で字を書いて提出することにした。
風流だろ~。
洒落てるだろ~。
ところで、まじで梶の木は増えるんだ。ものすごい勢いで成長するし、根っこがはびこってあちこちから芽を出す。1本で十分だ、と思うのなら、芽は早々と間引いた方がいいからね。
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引退

2008-08-19 15:21:57 | へちま細太郎
「引退するって」
「残念だよなあ」
「まだまだ頑張れるのに」
「次のオリンピック目指せばいいのに」
「年齢的に無理だろ」
「あれ?今回のオリンピックで最後だろ?」
「だから、引退なんだってば」
「ちょっと待て、誰の引退なんだ?」
「だから、伊調姉妹」
「清原じゃねえの?」
「あれ?あいつ、まだ現役?」
「らしいなあ」
「そうかあ、ついに引退かあ」
「浜口京子は、引退しないで欲しい」
「別に、いいじゃん」
「よくねえ」

というか、こっちの部屋で聞いてると、意味不明な会話なんだけど…。
へちま細太郎でしたあ。
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