紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

83歳のみかん農家 並みの83歳ではなかった! 

2017年03月19日 | 田舎暮らし&家族

1人でみかんを作っている83歳のご近所さん。

スマホに買い替えようと「安いスマホない?」と息子に尋ねたところ、「これにしたら」と渡された広告チラシ。それをみて販売店に行き、「今の携帯より安くなるのか、使い勝手はどうか」などを聞いてきたらしい。先日、携帯の解約金が要らない月だったので、スマホに買い替えてきたとのこと。

20アールと小規模ながら、近隣では「畑に草がない」と評判になっているほど、その計画的で緻密で徹底したコスト意識ぶりには定評がある。83歳でスマホに買い替えようとする意欲もすごいが、買い替える際のコスト意識の徹底ぶりにも驚いた。

自分の持っているスマホと同じ「Ymobile」で、しかも同じ機種だとわかり、「わからないこと」を聞きに来られた。スマホに替え、最新ニュースが入ってくるので楽しいとか、株式情報がリアルでみられるとか喜んでいたが、以下の3つのことで困っていた。

①「メール着信音がポンとしか鳴らず、聞き逃してしまうので販売店に尋ねに行ったが、スマホはそうなっていると言われた。何か方法は?」

②「メールがいろいろ入ってくるが、受信箱を見ても入っていなかったりで訳わからん?」

③「息子にwifi接続してもらったが、部屋によって電波が弱く使いづらい」

とのことだった。

画面をみて「未読ニュース」がどっさりあるので、まずビックリ。聞けば、買う時、NHKやヤフーなどニュースが自動的に入るようにしてもらったらしい。以下は、自分がアドバイスしたこと。

①メール着信音、自分も困って「無料アプリ」を入れてもらい「メロディ」が鳴るようにしている。簡単にできるけど、こんなにたくさんニュースメールが入ってきたら、鳴りっ放しでやかましくなる。ニュース受信先を絞るか、テレビのニュースをみるつもりで見たい時にネットで閲覧するかにしたら。メロディはその後で入れたら。

②メール受信箱、このスマホの欠点。わかりにくい。買うと自動的に3つのアドレスが設定されるし、SMSメールも入れれば4つになる。メール受信箱が4つに分かれているので、切り替え操作をしないと他の箱がみられへん。

③我が家も別棟でwifiを使っている。電波が弱くなるので増幅装置を2カ所につけている。お宅の息子さんの別棟から飛んでくる電波を増幅させたら問題なくなる。「いくら、すんの?」と聞かれたので「息子が買ってきたのでわからんけど、数千円か、1万円もしないと思うけど」。「高いなあ。1万円もしたら・・・。それにしても、話が難しすぎてようわからん」

こんな会話、83歳のみかん農家としていること自体が驚き。自分が仮に83歳まで生きてたとしたら、その時代の未知な電子機器を使おうとする意欲があるとは思えない。スゴイ人!!!

青春クラブの副会長をやってもらっているので出会う機会も多く、一回り以上もの人生の大先輩でありながら、普段から友達感覚でお付き合いさせてもらってる。お蔭で元気をもらってる。



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