紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

手まりの詩

2020年10月21日 | 旅行・街歩き・お店・写真

「手まりの詩」という「お菓子」をもらった。

県民であれば、「紀州てまり」は和歌山の伝統工芸品であり、童謡「まりと殿様」で歌われていることも知っている。

お菓子の包装紙に「紀州てまり」と「まりと殿様の歌詞」が載っているのも、なるほどと思う絵柄だった。

「鞠(まり)と殿さま」(西條八十作詞・中山晋平作曲)の歌は、聴いたり口ずさんだりしたことはあったが、記憶があるのは一番だけだった。

お菓子の包装紙には知らない歌詞が載っていたので、調べてみた。

この歌は、1929年(昭和4年)に発表された童謡だと知った。この歌が1番から5番まであって、ストーリーがあることも初めて知った。

5番の歌詞で、まさか「てまり」が「みかん」に変身しているとまでは知らなかった。「びっくりぽん」だった。

<5番の歌詞>

もらったお菓子の包装紙がきっかけで、「まりと殿様」の歌を知ってるようで知らなかったことに気づいた・・・地元・紀州に関わる歌なのに・・・

 

・・・お菓子は 残念!・・・

「手まり」の形をした和菓子か何かが入っているかもと思って、袋を開けてみた。

全く違った。「GOFLATE」の焼き印が入っていた。

 

包装紙の「まりと殿様」とは、無縁のお菓子だった。

お土産品ではなかったが、お菓子としては美味しかった。

包装紙が、「紀州みやげ」だった・・・