板金屋さんによる雨どいの取替え

つい先日まで寒い日があったように
思いますが・・
本日は「暑い！」とも感じる気温。

さらには花粉も大量に飛んでいるようで、
体調管理が難しい天候です。


岡山市のお客様邸の屋根と外壁塗装も
そろそろ着工からひと月・・
なかなか進まない作業に、施主様には
ご迷惑をおかけしてしまいましたが、
いよいよ、完工が見えてまいりました。


足場、板金、コーキングは専門業者さんに
お任せしたものの、塗装作業は私一人。

一人とは言え、もっと早く終わらそうと思えば
もっと早くできるのですが、そうはいかないのが
塗装の難しいところです。



お客様邸の外壁写真です。


このデザインの外壁を早く塗ろうとすると、
吹き付け塗装をしたり、ローラーで
目地まで押し込んで塗ったり・・

しかし吹き付けでは凹凸デザインの
細部まで、均一には塗料は付きませんし、
ローラーで押し込んだら、凹の目地に
分厚く塗料が乗ってしまいます。

一度に分厚く塗られた塗料は、
剥がれる危険性が高まるのです。

私も吹き付けもできますし、
ローラーで押し込むこともできますが・・

やはり長持ちのする塗装とは何か？
を考えますと、手塗りが一番なんです。

時間はかかっても、目地はハケ塗りです。



さて、屋根のほうも上塗りの
「サーモアイ」塗装が完了いたしました。

下塗りには「サーモアイシーラー」


カラーベスト屋根専用の
雨漏り防止部材、「タスペーサー」挿入
カラーベストを少し浮かせて、
雨水の排出口を確保する役目です。


そして細部はハケ塗り

広い面はローラー塗装で塗ること2回


鉄板製の「谷」は雨が集中して
錆びやすいので、上塗り３回です。


そして完成です。
遮熱効果の高い「サーモアイsi」をしっかりと
塗膜を確保して塗装しておりますので、
この夏の遮熱効果も楽しみです。



外壁のほうも塗装完了にともない、
取り外していた「エアコンダクトカバー」
の復旧にかかります。

取り外してみると２ヶ所ほど、
穴をふさぐ「パテ」がなかったので・・


新規にパテを埋め込みました。


パテがあっても、硬化してパサパサに
なっている部分も取替えです。


そしてダクトの取り付けです。



取り外していた「雨どい」は板金屋さんにより
新しく、大きなものを取り付けです。

いつもお世話になっている「三宅板金」さん、
いつもありがとうございます。


以前の「半丸とい」に比べて、
幅も深さも大きくなりましたので、
ゲリラ豪雨などで雨水が集中したときでも
溢れる心配はありませんね。


お客様、作業も残り少なくなりましたが、
最後まで気を抜くことなく、やり遂げます。
よろしくお願いします。

共栄塗装店
橋本豪紀