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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Rくん、G7の形がバージョンアップしたよ

2021年05月11日 | レッスン日記(小中高生)

Rくん(小1):

バーナムの「むらさき」と、その次の「オレンジ」を併用しています。

「むらさき」は復習巻で、ルーレットで弾く番号を選び、まえに習った課題を5曲、復習しながらさらにクォリティを高めるレッスン。

「オレンジ」は、現役巻なので、新しいポジションや新しい課題にチャレンジしていくレッスンです。

ヒバリ教室では、小さい生徒にも出来るだけ早くから「コード奏法」を体験させています。

わかる範囲、できる範囲でなのですが、コード奏法、コード理論を使うと、クラシック理論だけでは難しい内容も あっさり理解してもらえる、ということもあるのです。

これまでRくんは、C、G7、Fのコードを教わっていました。

Cはドミソ、と3つの音を使った和音、そしてG7は、ファソ、と2つの音で弾いていました。

でも、バーナムでシファソ、と3つの音を押さえる課題に入ったので、ここで改めて「新しい押さえ方のG7だよ」と言って、ファソ → シファソ、と3つの音で出来ているG7へバージョンアップすることに。

「え~、どうして~?」

Rくん、引き気味です。だってシファソは難しい。手もうんと拡げなきゃいけないし、3つの音を探すのもなかなかだ・・・それだから、今まではファソだけにして、シを抜かしてたんだもんね。

「もう、Rくん本がここまで進んだから、シファソにバージョンアップなんだよ。小学生バージョン。今までのは保育園バージョンだったからね。もう小学生だから、手も大きくなったしさ」とオダてる。

「ドからドまで、届くかな?!」

Rくん、自信のなかった「シファソ」から、最近ちょい自信持ち始めた「ドからド」へと意識が移り、さっそく鍵盤の上で「大きくなった手」を試してみています。しめしめ。ノリそうだ。

「ねっ?ほら、前よりずーっと、ドからドが届くようになったじゃない?もう小学生だからねー。だからシファソも、楽に届くようになってると思うんだ」

「そうかな・・・えーと、シ、でしょ。それからこうやって・・・」

「ほらー、弾けるじゃん。けっこう簡単だね?!」

「こうか!G7。」

Rくん、何とかうまいことノセられて、ジャン!ジャン!と弾いてみてる。よしっ。

このように、若いといえども男性諸氏はプライドが高いので、それを傷つけず、なおかつうまく利用してレベルアップしていっていただくことに 日夜心をくだいているわたくしであります。


Aくん、おんぷカードが得意

2021年05月11日 | レッスン日記(幼児)

Aくん(年長):

ヒバリ教室に入って2カ月。

毎週、レッスンをとっても楽しみにして通ってきているようで嬉しいです。

まずはリズム遊びから。

今日はトライアングルを手に取りました。

エレクトーンのオートリズムに合わせ、最初は先生の後についてリズムの模倣から。

そのうち、だんだんと自由なリズムを創作していきます。トライアングルも、いろんな打ち方があるからね。外側から打ったり、内側を打ったり、グルグル回したり・・・

リズムはボンゴやタンバリンとほかの楽器にも広がっていき、にぎやかなセッションが一区切りしたら、Aくんが「お・し・まい!」と号令をかけて終了。

Aくんが「『ド』のカードは?」と、「おんぷカード」を探しています。

先生がおんぷカードを渡すと、ド、レ、ミ、・・・と音階どおりに並べていきます。

「ド、レ、ミ、ファ、ソ・・・『ラ』は?」とAくん。

だけど、幼児用に作った大きな音符のカードは、ソまでしかありません。

「このカードはソまでしかないよ。まだソまでしか習ってないから。それ以上は、もっと小さいカードしかないよ」

「それでいいよ。だって、ドレミファソラシド、って並べたいんだもん」

Aくんは、上級生用の「大譜表」で描かれた音符カードを、いっしょうけんめい考えて音階順に並べました。

次はリズムカードです。

四分音符、八分音符、四分休符などのカードをあれこれ並べ替えて、その場にできたリズムをたたく遊び(とAくんは思ってるけどレッスン)。

やってるうちにAくんがおんぷカードも紛れ込ませ、

タタ、タタ、タタ、タタ、ウン、タン、ドー、タタ、

とかになって、大迫力だ。

Aくんは楽譜に興味があるようなので、そちら方面に比重をおきながらレッスンしていこうかなあと思っています。

これからどんなふうに成長していくか楽しみです。

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1の指で黒鍵を弾くときは

2021年05月11日 | 音符・楽譜・テクニック

K子さん(大人):

GWでレッスンがお休みになっている間に、ジャズ曲集から今までレッスンした曲ややりかけていた曲をもう一度復習し直していたそうです。それも5~6曲も!

さらにバッハインヴェンションの新しい曲まで練習してた。

すごい優等生ですね!!生徒のカガミK子さん。

今日は「サテンドール」を聞かせてもらったのですが、複雑な和音やリズムをよく練習して、ずいぶん曲が整ってきていました。

その中で、K子さんがどうしても弾きづらい和音があるといいます。

Em7の和音、右手でF♯、G、Bの3つの音を弾く所です。

1の指(親指)で黒鍵を弾くことになるんですが、こういった場合に、K子さんに限らずこのように弾いてしまう人が多いです。

ニュートラルなポジションで1の指だけ黒鍵に上げようとして、手がねじれてしまっています。

1の指や5の指での黒鍵を含む和音を弾くときは、まず自然な手のフォームを作り、その形のまま 1の指を黒鍵(この場合はF♯)に置けるまで手全体をスッと奥へ移動しましょう。

  

1.自然な手の形のまま→親指をF♯までもっていく。

2.ほかの指は鍵盤の奥の方へ入るので、その位置でG、Bの音を押さえる。

これで、びっくりするほど楽に和音を弾くことができます。意外に気づいていない人が多いので、お試しください。

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