HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Sちゃん(高3)、「茶色の小瓶」ジャズ奏法

2021年05月08日 | レッスン日記(小中高生)

Sちゃん(高3)

「模試とかテストがあったりして、なかなか練習できなくて」とピアノの前に座りました。

そうでしょうとも。

だってSちゃんは高3。大学受験生なんですから。

大学の入試といえば、それはもう人生の方向性に大きく関わる重大な試験です。

その大事な大学受験生でありながら、ちゃんとピアノに来ているSちゃんは偉いと思います。

「『茶色の小瓶』だけは弾いてみたんですけど、練習全然できてないんです」

と、ジャズの「ストライド奏法」の練習曲として編曲されている楽譜を広げて弾き始めると

なるほど、確かにミスタッチや弾き直しがたくさんだ。

でもね、私は気づいたよ。

Sちゃん、弾き始めて最初から最後まで、一度も楽譜を見なかったね。

途中、ややこしい音づかいやこみいったアドリブフレーズなんかで迷いそうになっても、一生懸命に頭の中で思い出して、ついに楽譜へ目を向けることはなかった。

だけど、曲が全部頭に入るまでって、かなり練習しないとそうは出来ないはず。

暗譜するほどたくさん練習した証拠だ。

「だって左手の『ストライド』がすごく広範囲で難しいんで、手を見てないと命中しないから

とSちゃんは言ってますが、そこがSちゃんらしい、真面目というか、素朴でいい所だなあ、と思います。

努力しても、それを苦と思わない。決して悲壮感を見せない(自分も感じてない笑)、大らかな良い資質だと思います。

これなら何事もちゃんと乗り切っていけると思うし、大学入試も、ヒバリ先生的には心の中で合格させてるんですが。

さてどうなるでしょうね。

HP HIBARIピアノ教室 

Facebook Hibari Music Lesson

Youtube HIBARI PIANO CLASS



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。