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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

幻の「メリーさんのひつじ」を追え!ー第13章・作詞者(英語)の謎・その①ー

2025年04月01日 | 幻の「メリーさんのひつじ」を追え!

前回「最初に書かれた『メリーさんのひつじ』の詩は、正式な形式によるスタンザ(四行詩)だった」と書きました。

詳しくは、4行ずつ3つの節(スタンザ)からできていて、内容はこうです。

メリーはひつじを飼っていた

その毛皮は雪のように真っ白だった

メリーが行く所どこへでも

ひつじは必ずついていった


ある日学校へついて行った

これは規則違反

子どもたちは大はしゃぎ

学校にひつじが来るなんて


先生がひつじを追い出した

でもひつじはウロウロして帰らない

おとなしく待っていた

メリーが外に出てくるまで


これが元の、「4行ずつ3節でできている詩」の直訳です。

今現在歌われている歌は、この1つのスタンザ(4行)を2行ずつに分けて、1番、2番…としているので、歌詞が6番までできるということになります。

元々の詩はこれで全部でした。

そして最後の どうしてヒツジはメリーさんがそんなに大好きなの?と子どもたちが聞き、先生が「それはメリーさんがヒツジを愛してるからですよ」と答えた、というラストの結末は、どうやら後からつけ加えられたものらしいのです。それも元の詩を書いた人とは別の人によって。

具体的には、最初の「メリーが出てくるまでひつじはおとなしく待っていた」までの四行詩(スタンザ)を書いたのはジョン・ラウルストンという人で、結末の「先生が言いました」の件(くだり)は、女性編集者で作家でもあるサラ・ジョセファ・ヘイルが、子どもたちのための詩集を出版するにあたって、『メリーさん』の詩に続きの3節を付け加えて、その詩集の中に入れたというものです。

これについては諸説あり、アメリカでも大論争になった案件だそうです。

ジョン・ラウルストンとは何者か?

はたまた  サラ・ジョセファ・ヘイルとは?

続きはまた後ほど。

To be continued…

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