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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

新6年生と新1年生、レッスンで交流♪

2021年04月08日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(新6年生)のママから連絡があり、「今日は始業式で学校から早く帰ってきて、ピアノに早く行きたいと言うのですが・・・」とのこと。

なーんだ、もっと早く言ってくれればたっぷり空き時間があったのに、今からだとRくん(新1年生)が臨時レッスンに来ることになっていて、少ししか時間の余裕がありません。

Mちゃんに伝えたら、「じゃあRくんの前に少しだけレッスンして、そのあとRくんのレッスンの間、見学しながら待っていていいですか」とのことです。

うん、いいかも。MちゃんがRくんのレッスンを見るのも、RくんがMちゃんの前で弾くのも、お互いにいい学習の機会になりそうだ。

そこで、MちゃんにOKの返事をしてすぐに来てもらい、バーナムのレッスンだけ済ませました。

そこへやってきたRくんは「え・・・」と当惑と気後れいっぱいの様子です。

ただでさえシャイな男子のRくん、最近ようやくレッスン室でもマイペースで行動できるようになってきたところなのに、6年生のお姉さんに見学されるとは。

「やだ。弾けない。やらないよ」

ほら、出ました。自信ないことは「やだ」でごまかそうとする算段だ。

そこをうまいことノセながら、バーナムむらさきの曲を選び、ほめながら弾き進め、もうひとわたりルーレットで曲を選んで弾くことにも成功。

Mちゃんもお姉さんらしく、Rくんの迷いそうなところを教えてあげたり励ましたりしてあげたので、Rくんも次第に曲に集中し、たくさん弾くことができました。

Rくんとしては、もう小学生なんだから自分の行動に責任を持って、甘えず潔く取り組まなきゃいけないことを少し経験できたし、Mちゃんの方も、新1年生のRくんの世話をやいたりアドバイスしたりすることが楽しかったようで、新1年生、新6年生それぞれに収穫があったと思う今日のレッスンでした

Rくんが帰ったあと、Mちゃんは自分のレッスンも見事にすべてクリアし、お姉さんの自覚まんまんでしたよ!

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ポピュラーのレッスン、気楽にやっていきましょう

2021年04月08日 | レッスン日記(大人)

Kさん(大人・男性)

ヒバリ教室では唯一「弾き語り」をレッスンしています。

今日は、音階やアルペジオのエクササイズを少しやった後、ポピュラー曲集の中から「オンリー・ユー」を弾いて歌いました。

いつも「ちゃんと練習ができてなくて・・・」と恐縮してるKさんなのですが、「そんなに恐縮する必要はないですから」とお話ししました。

それでKさんが安心してくれたかどうかはわかりませんが、特にこういったジャンル、ポピュラーとかジャズとか、アレンジとかいったものは、その時その時のノリや雰囲気などをキャッチしながら完成していくものなので、確固たる「完成形」とか「正解」というものがないのです。

生徒さんの方で「こんなんじゃちゃんと弾けてない」と思っていても、意外とその人らしい良さが演奏に現れていて、教師の方ではそれを感じているかもしれない。そこから、何かいいアイデアが見つけられるかもしれないんで、ちゃんと仕上げてきてなくても全然かまいませんよ、と私は思っています。

そこがクラシックと違うところで、ポピュラーやアレンジのレッスンでは、楽譜通り正確に弾くのが目標ではなく、一人一人に合った音楽を教師と一緒に作り上げていく、という感じが強いです。

なのでレッスンに来る時は、好きな曲、好きなスタイルのものを持ってきてもらい(完成してなくてもいいので)、それをあなたに合った形、そしてできる範囲で仕上げていきましょう。

...などと言いながらKさんの楽譜を見ていたら、「オンリー・ユー」の隣にあった「オールド・フォークス・アット・ホーム」という曲に目が留まりました。

よし、次はコレをやろう。いい曲だ。

あらら、そのもう一つ前に、「オールド・ファッションド・ラブ・ソング」が出てました。

これ、とてもキレイな曲なんですが、コードは Am - G - F - E7 の繰り返しだけでほとんど全曲弾ける、とてもお得なコード進行、Amのラウンドコードで出来てるのです。

「コレいいよ。これをやりましょう!」

なんか行き当たりばったりですが、次々と課題を選んでしまいました。

どれもとてもいい曲だし勉強になるので、(それにお得なので)、気に入ったらやってみてね。ということで、今日のレッスンは終わりです。

大人の人はみなさん真面目で誠意があるので、バリバリ弾けてないとダメだと思われるかもしれませんが、もっと気楽でいいからね。

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