Y子ちゃん(中1):
今日のバーナムの課題は、レギュラーのテキストも、ルーレットでランダムに決めるものも、アルペジオ中心となりました。
アルペジオは、広い範囲の分散和音を粒のそろった音で弾いていくもので、ピアノのテクニックの中でも難しい方の部類に入ると思います。
手のポジションを決定していくポイントは「1の指」です。
まず最初の音を1の指で弾いたら、次の音を弾くとき もう1の指は次の位置に向かって移動を始めていなければいけません。
いつまでも元の位置にいると、いざ出番が来たとき ギクシャクした固い音になってしまうし、手のポジション移動がなめらかにできなくなってしまうのです。
アルペジオの時には、意識して「1の指の移動」をなめらかに進めていくのがコツなので、みなさんも覚えておいてね。
Y子ちゃんも、この「1の指を先へ先へ進めて」ということをポイントにしたら、アルペジオの音が一気になめらかに、きれいになりました。
「発表会には、どんな曲がいいのかな?」
と聞いてみると、
「うーん・・・テンポのゆっくりのは、きれいだけど、ヘタに弾くとボロが目立つし・・・」
「表情とかも上手につけないと、ダサいよね?」
「うん。そう」
「どっちかというと、テンポ速くて『スポーツ的』な快感のあるものがいいのかな?」
「うん・・・そうかも」
ということでした。
Y子ちゃんは、スケールやアルペジオも、まじめによく練習しているので、そういう「速い指さばき」を前面に押し出した曲、というのもいいかもしれない。
確かに、ゆったりしっとり、表情たっぷり、というのは、12才のY子ちゃんには まだ大人っぽすぎて 取りつく島がない、って感じかも。
まだもうしばらく、体育会系ノリで元気いっぱいに弾いてもらおかな?
今日のバーナムの課題は、レギュラーのテキストも、ルーレットでランダムに決めるものも、アルペジオ中心となりました。
アルペジオは、広い範囲の分散和音を粒のそろった音で弾いていくもので、ピアノのテクニックの中でも難しい方の部類に入ると思います。
手のポジションを決定していくポイントは「1の指」です。
まず最初の音を1の指で弾いたら、次の音を弾くとき もう1の指は次の位置に向かって移動を始めていなければいけません。
いつまでも元の位置にいると、いざ出番が来たとき ギクシャクした固い音になってしまうし、手のポジション移動がなめらかにできなくなってしまうのです。
アルペジオの時には、意識して「1の指の移動」をなめらかに進めていくのがコツなので、みなさんも覚えておいてね。
Y子ちゃんも、この「1の指を先へ先へ進めて」ということをポイントにしたら、アルペジオの音が一気になめらかに、きれいになりました。
「発表会には、どんな曲がいいのかな?」
と聞いてみると、
「うーん・・・テンポのゆっくりのは、きれいだけど、ヘタに弾くとボロが目立つし・・・」
「表情とかも上手につけないと、ダサいよね?」
「うん。そう」
「どっちかというと、テンポ速くて『スポーツ的』な快感のあるものがいいのかな?」
「うん・・・そうかも」
ということでした。
Y子ちゃんは、スケールやアルペジオも、まじめによく練習しているので、そういう「速い指さばき」を前面に押し出した曲、というのもいいかもしれない。
確かに、ゆったりしっとり、表情たっぷり、というのは、12才のY子ちゃんには まだ大人っぽすぎて 取りつく島がない、って感じかも。
まだもうしばらく、体育会系ノリで元気いっぱいに弾いてもらおかな?