HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

発表会もうすぐだ・その1 HちゃんとM4ちゃん

2012年07月19日 | レッスン日記(小中高生)
7月29日(日)に予定している、子どもクラスの発表会。
学校や幼稚園が夏休みになり、教室の子どもたちのレッスンも最後のツメにはいっています。

今日は、4才のHちゃんのレッスン時間の後半に合わせて、2年生のM4ちゃんに来てもらいました。
ヒバリ教室の発表会では、一人一人ピアノを弾くだけではなく、オープニングやフィナーレ、そのほかの「全員合奏」などもあります。
夏休みを利用して、都合のつく生徒同士、少しだけでも一緒に練習してみると、合奏に慣れてくるものです。

M4ちゃんが来たので、先生は言いました。
「じゃ、今日は発表会ごっこしてみようか。M4ちゃんやおかあさんにお客さんになってもらって、舞台に出てくるところから全部やってみよう」
Hちゃんの手を引いて、舞台の袖のつもりの ドアの外へ行きます。
「はい、Hちゃんの『おふねにのって』です~。Hちゃん、お客さんにお辞儀するんだよ」
Hちゃんは、大テレで「できないー」などと言いながらも、いちおうおかあさんに向かって頭を下げました。
そのままどんどんどんどん頭を下げていって、床すれすれになり、両手も床について、体はダンゴムシみたいにくにゃり~と丸まってしまいました。
「はいはいはい、いいよ、丸まんないで」
やっとピアノ椅子に引っ張り上げ、自分の曲を弾いて、最後にもお辞儀。
もう一度、くにゃり~ とダンゴムシになって、Hちゃんの「発表会シミュレーション」はおわりました。
本番、また丸まるかな。
それと、Hちゃん、うっかりしてるとピアノ椅子の上にちょこん、と正座して弾いちゃうことがあるけど、本番では大丈夫かな。
ちょっとドキドキはあるけど、肝心のピアノは とっても上手に弾けるようになったHちゃんです。
前後のパフォーマンスは なりゆきに応じて対応しようかと思ってます。

さて、後から来たM4ちゃんにも、突然「本番みたいに弾いてみて」と振ってみました。
最後のほうがまだ完成してなかったにもかかわらず、M4ちゃんは悪びれずに、ちゃんとお辞儀をして、演奏を始めました。
潔いM4ちゃんの姿勢は、とっても立派だと思いました。
そのあと、「聖者の行進」、「メロンの気持ち」、「風になりたい」と 3曲の合奏を、M4ちゃんとHちゃんいっしょに、一通りやってみました。
M4ちゃんはオープニングの「出」のタイミングもバッチリだし、キーボード伴奏には右手のメロディーも弾けるようになってるし、さすがでした。
初めて発表会に参加するHちゃんは、何が何だかよくわかってないかもしれないけど、大きい人たちの中に入って、コンサートの雰囲気を楽しんでくれたらいいな、と思っています。