HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

おねえさんになったね!

2011年08月03日 | レッスン日記(小中高生)
Nちゃん(小1):
なんか最近、どんどんはかどってます。
ママと別れるのがイヤだったり、鍵盤の位置がつかめなかったり、五線譜の見方が不安定だったり・・・というNちゃんでしたが、このごろでは、楽譜を見ながら どんどん両手で所見奏を進めていき、新しい本を2冊もらったし、前からあった楽譜で残っていたものも、意欲的に弾き進めて1冊はクリア、あと1冊も残りわずかになってしまいました。

「発表会の曲、決めるんだけど・・・」と切り出すと
「ああ、先生と弾く曲?」とNちゃんは言いました。
そう、去年は保育園児で、発表会デビューの年だったから、先生が横に座って一緒に弾いたんだった。
「今年は、もう小学生だから、Nちゃん一人で弾くのよ」
と言いましたが、Nちゃんは「ふうん」と あっさり納得したようです。
「Nちゃんは、『元気のいい曲』と『静かできれいな曲』と、どっちが好き?」
「わたしは、静かできれいな曲が、すきです」
Nちゃんは、ハッキリと答えました。
たぶんそうだと思ってた。
でも、Nちゃんぐらいの初級レベルだと、リズムのある元気な曲を弾いたほうが、テクニックの割りに引き立って聞こえるものです。
静かな美しい曲は、それなりのアレンジや演奏力があってこそ、という感もあります。
そこで、Nちゃんの好みはわかってたけど、一応「これはどうかな」といった曲を、プレゼンしてみました。
スパニッシュ的な、リズミカルな曲です。
「どうかな。静かな曲じゃないけど・・・」
すると、Nちゃんは言いました。
「わたしは、しずかな曲が好きですけど、元気な曲も、すきです。だから、この曲で、いいです!」
うわあ、なんて大人な発言。
今年のNちゃんには、大きく期待です!