HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

連弾・ハイスクールミュージカル!

2010年06月26日 | レッスン日記(小中高生)
いつも木曜日にレッスンに来ている、M2ちゃん(小5)。
今週は、木曜日に社会科見学でレッスンに来れなかったため、今日に振り替えました。
今日 土曜日は、仲良しのY子ちゃんがレッスンに来る日です。
M2ちゃんとY子ちゃんは、二人で 大好きな「ハイスクール・ミュージカル」の曲を連弾しよう、ということになっていて、これまでは各自、それぞれの練習をしてきました。
今日は、初の「全体練習」をやってみよう、という試みなのです。

先にM2ちゃんが、自分の練習をすませて、4時にはY子ちゃんがやってきました。
Y子ちゃんが伴奏を受け持つセカンドパート、そしてM2ちゃんが、主にメロディーを弾くファーストパートです。
まずは 先生の合図で、二人合わせてみました。
ところどころで 先生がきっかけの合図を送りながら、初めてにしてはなかなかの「合わせ」ができた!
テンポは充分の勢いがあり、元気いっぱいのスピード感にあふれています。
っていうか、スピード感ありすぎかも。今の段階では、ちょっとボロボロになりそうなとこもあったし。
そこで、もう少し、余裕を持ったテンポで、じっくり弾いてみます。
連弾は、二人の呼吸が何より大切です。
いくら先生が、一人一人に完璧に教えたとしても、それだけではうまくいかないのです。
演奏する二人が、自分たちの呼吸を、自分たちで作り上げて初めて、息のあった連弾ができます。
それは、たとえ先生でも手助けすることはできない、二人だけの世界感。
だからこそ、連弾はすばらしいんだけどね。

というわけで、少し練習したあと、
「じゃ、今度は先生は合図しないから。拍も数えてあげないよ。自分たちで合図して始めて、自分たちでちゃんと終わってみて」と すべて二人に任せてみました。
M2ちゃんとS子ちゃんは、嬉しそうに顔を見合わせながら、
「じゃ、せーの・・・」と、弾き始めました。先生は何も言わないよ。危うくても、助けてあげないよ。
途中で、M2ちゃんのメロディーがまだうまく弾けてないところがあるんだけど・・・はは、M2のやつ、知らん顔して指の動かないとこ飛ばして弾いてる。
最後の方は、Y子ちゃんの伴奏の和音がグチャグチャになりそうなとこなんだけど、ははは、Y子め、めっちゃくちゃになりながらも、ちゃんとテンポ内でおさめてるじゃないか。
二人とも、さすがヒバリ教室の生徒だ。アンサンブル感覚はバッチリ養われてます。

フィニッシュは、さすがに揃えるのが難しそうだったので、その部分だけ取り出してアドバイスしました。
「最後は、テンポをだんだん遅くして、ポーズからジャン!と和音でしょ。ここは、二人で合わせてテンポを数えていかないと揃わないよ。そうね、じゃY子ちゃんが、目と小さな声で拍を数えて。そして最後の和音は、すばやく相手の顔をチラ見して、ハイッ、て合わせるんだよ!」
そうして、やってみました。
2、3回やると、バッチリ、フィニッシュも揃うようになりました\(^O^)/
「できたね!それじゃ、こんな感じで、自分たちでも練習してみてね。」
M2ちゃん・Y子ちゃんは、「いつやる?」「○○曜日は塾だし、○○曜日は?」「そうだ、音楽室でやればいいじゃん」「そうだ、音楽室がいいよ。楽譜もっていけば」「じゃY子楽譜もっていくよ」「OK」などと、たちまち「自主練計画」をたてていました。

M2ちゃん&Y子ちゃん仲良しペアの連弾は、去年の「UFO」に続いて2回目です。
ますます息のあった、スピード感にあふれる連弾をしてくれることと 期待しています。

エレガントなリストの曲

2010年06月26日 | クラシック曲
かえでさん:
秋に 大人のメンバーで開く「チャティー・ハロウィーンコンサート」のために、1年かけて 1つの曲を大切に練習しています。
今年は、初めてリストに挑戦します。
リストは、ショパンと同じ時代に生きたロマン派の巨匠。(年齢はショパンより1コ下、パリのサロンで 二人は仲良くつき合っていたんですよ)
優雅でエレガントで、しかも華やかなリストのピアノ曲は、いつの時代もみんなの憧れ・・・
すんなりと長い指を持ったリストの作った曲は、どれも広範囲のアルペジオやらスケールやらがふんだんにちりばめられ、しかも「変イ長調」やら「変ニ長調」やら、黒鍵だらけの曲が多くて、楽譜を読んだり ピアノで弾いたりするのが大変です。
しかし、かえでさんは、ヒバリもあこがれる「ピアノに最適」な手の持ち主!
大きくてしっかりしていて、ばーんと拡がる手なので、ちびっこのヒバリには弾けないような、9度やなんかの和音も すんなり押さえられるのです。
6月も終わり近くなった今、かえでさんの弾くリストの音色は、ずいぶん美しく流れるようになってきました。
曲も 半ば過ぎまで練習が進んで、中間の盛り上がったところにとりかかっています。
子どもたちには、たとえテクニックがあってもなかなか与えることのない、大人っぽいリストのノクターン。曲は「コンソレーション第三番」です。
かえでさんの、ゆったりと大人な演奏が仕上がるのが、とても楽しみです。♪

ハモプリ練習風景

2010年06月26日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲
女声コーラスグループ「ハモプリ」の、月に1度の練習日です。
まず発声練習でウォーミングアップ、それから前回の内容を思い出しながらざっと歌い、そして今日の練習、となっていくのが、大体の流れです。
月に1回しか練習がないので、最初は自信なげに始まり、最後は「なかなかイイじゃん♪」という感じでしめくくる、というのも 毎月のお約束です。(^^ゞ
持ち曲は2曲なのですが、1曲めの練習が終わって「休憩タイム」となり、ここで誰かが旅行したときのオミヤゲが配布されたり、誰かの手土産のお菓子が広げられたりして、大変充実した盛り上がりを見せる、というのもお約束です。
本日は、ミケのご主人がパリに行って来たときのオペラ座のお土産、と、ハモプリみんなへ1本ずつ、可愛い楽器のイラストつきのエンピツをいただきました。\(^O^)/
ヒバリは「チューバ」の模様のをもらいました。
ミケのご主人、遙かパリの空の下で、ハモプリのことまで考えてくれてありがとうございますっ
あとは、ヒバリの「タナボタさくらんぼ狩りバス旅行」のオミヤゲのちっちゃなファイルが1枚ずつ、そしてオヤツは ついさっき北九州の友人から届いた「銘菓ひよ子」でした。
この「休憩タイム」に、夏休みの遊びの相談や、秋の合宿で何して遊ぶか(どう練習するか、じゃなく)が熱心に健闘され、それからようやく、2曲目の練習にかかります。

1曲目の しっとりした「Close To You」が どうもなかなか女っぽくセクシーには歌えず、2曲目、アップテンポの「Pretty Woman」が バリバリ元気いっぱいに上手に歌える、というのも、毎度のお約束です。